スニーカーをヴィンテージ風に小細工してみた
さて、本日はいつもと趣向を変えた内容でお届けします。
少し前に(インスタでだったかな?)ご紹介した、スニーカーの真っ新なミッドソールをヴィンテージ風に塗装するペン『GROWING "old" INKSTICK』を御紹介しましたが、本日やっと試せる時がやってまいりました。
Pherrow's 2023AW展開催の間、倉庫の奥に追いやられていた荷物の中にあったため取り出す事が不可能であったスニーカーを先ほど発掘w
延び々になっていたお楽しみを早速やってみました。
今回の対象は、NIKE『テイルウィンド』
今から45年前、1978年のスニーカーで、エアマックスやジョーダンシリーズよりもずっと前にNIKEが初めてAir システムを搭載した記念碑的なお靴で御座います。
当時、現役で履いていたためミッドソールは加水分解し崩壊
15~20年程前にスニーカーのソールを復元してくれるという工房を発見し、お直しして頂き、その後も現役バリバリで現在に至ります
(アウトソールは黄色いマークでお馴染み、ビブラムになっているのが御愛嬌w)
ですのでミッドソールに汚れが付着しているため、下処理として消しゴムを使いゴシゴシと汚れを落とします(最近スニーカー専用の消しゴム等発売されているようですが、普段使いの文具で十分かと)
(結構キレイになるでしょ)
さて、まずは目立たないところで試し塗り。
ここから太書きの方で大胆に塗って行きます。
「ん、これは塗るというよりも染めるに近い感じか・・・ ・ 」
染み込んで行くので、塗り重ね部に濃淡が出るかと思いきや意外とフラットな仕上がりで、これなら器用不器用関係なく作業出来そうですね。
(いやー、全く違う印象の仕上がり)
「確かにオリジナルはこんな感じだった!」
そうGボンドを溶いた様な焼け色。
ただちょっと濃いかな・・・ ・ これ日にちが経って揮発して色が抜けてきた辺りが丁度よい色になりそうですね。
以前、仕事でいつも使っているコピックで塗ろうとした事がありましたが、こちらで行って正解でした!
1本¥3,000弱とかなりお高い商品ですが、スニーカーにレトロ感を出したい方にはお勧め致します。
ちなみにこのペン、4種類ほどの色バリがありますが今回使った色は<SAIL>というモノ。
今度は新品で購入したスニーカーに試してみたいと思います。
では