題名も上映時間も長げーよ!エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
アカデミー作品賞を含む7冠・・・ ・
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
もう最近のハリウッドというかアカデミー賞の選考基準がわけワカメ?
審査員の幅がアジア系に拡大した結果なのかしら?
ただ、たった一つ、ミシェル・ヨーの主演女優賞は理解できます。
演技についてはホント素晴らしかった!
ラスト20分に要約された”人類愛”や”家族愛”、”今を大切に生きろ”といったシンプルなテーマに行きつくまでの2時間、今流行りのマルチバースやタイムワープを複雑に織り込んで「よし!新しいもん作ったぜ!」の斬新さは何となく分かるんだが、同じようなシチュエーションの繰り返し&お下劣なギャグ満載には辟易しました。
米国では10代を中心にバカ受けしたそうですが、わたくしには響きませんでしたよ・・・ ・
「これが理解できないの?」「この前衛性が分からない?」など、何と言われようが、つまらないものはつまらないと東京と神奈川の境目で叫ぼうではないか!w
20年前のアカデミーだったら、無難に『トップガン』だったり「『RRR』よくやったね!」となっていた事でしょう。
なにより、日本文化的にはキツイわコレ。
隣で観ていた大学生らしき若者も途中で夢の中をさまよっていましたw
スタジオA24は怖い映画だけ配給して下さればいいのに・・・ ・ くれぐれもミラマックスの二の舞いだけはご注意を。
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では