DCEU迷走?映画ブラックアダム | フェローズ・志村昌洋の蛮物想声

DCEU迷走?映画ブラックアダム

まず『ブラックアダム』とはなんぞや?

 

 

次々と登場する日本人には馴染みのないキャラに戸惑われている方も多いことだろう。

 

ブラックアダムはDCコミックス『キャプテン・マーベル』(現:シャザム)の敵役として生まれたキャラで、今から数千年前、架空の国カーンダック(ほぼエジプト)の奴隷だった子供に魔術師が力を与え邪神化した存在。

※マーベルコミックスにもキャプテンマーベルという同姓同名のキャラがいてややこしい

 

この経緯は、魔術師から力を受け継いだ子供がシャザムとなるパターンと類似。

 

 

 

コスチュームもシャザムの赤いスーツをそのままに黒くしただけという、古き良き時代の安直さがほほえましい。

 

 

 

さて、そんなヴィランとして生まれたブラックアダムの単独映画となるが、さすがに悪がいれば正義も必要と、これまたDCにおいてもマイナーなヒーローが登場となる。

 

 

 

 

 

わたくしもこの中では『ホークマン』しか認知しておらず、他の3人についての知識はありませんでした。

 

このヒーロー連合軍と、現代に蘇ったブラックアダムが街を破壊しながら修羅を繰り広げるのだが、まあなんというか正直退屈である・・・ ・ 

要所要所に笑いのエッセンスを加えてはいるものの、またそこが痛いチーン

 

アクションも既視感満載で目新しさがないし、クライマックスのボスキャラとの対戦に至っては睡魔に襲われる始末(これはワールドカップ観過ぎのせいもあるかw)

 

 

 

DCエクステンデッド・ユニバースがマーベル・シネマティック・ユニバースに対抗しようというのは分かりますが、チョイ前の『ワンダーウーマン』や『アクアマン』のクオリティはいったいどこへ・・・ ・

 

もうこういうお祭り映画は潔く捨てて『ダークナイト』や『ジョーカー』『ザ・バットマン』等の大人向けシリアス路線に絞ってもいいんじゃない・・・ ・ あれ、全部バットマンがらみか・・・ ・

 

なるほど、考えてみればダーク・ヒーローってそんなに存在しないのね。

 

 

いや待て、『ウォッチメン』があるじゃん!

 

 

ぜひ続編をお願いしたい、もちろんザック・スナイダー監督でお願い致します!

 

 

えー、ということで『ブラックアダム』星 星 星

 

 

 

 

 

 

ではパー