怖いんだけど笑える映画 ザ・メニュー | フェローズ・志村昌洋の蛮物想声

怖いんだけど笑える映画 ザ・メニュー

今週は2本続けて不思議な作品を鑑賞。

 

その2本目は『ザ・メニュー』

 

 

 

ある孤島に佇み、至高のメニューを振る舞うレストラン『ホーソン』

限られた富裕層のみが選ばれ、究極のフルコースを味わうことが出来る。

 

 

この日訪れた客は5組、計11名。

 

 

どの人物にも不穏な雰囲気が見え隠れしているが、その中でも不釣り合いなカップル:セレブ感を纏うタイラーと若干粗野なマーゴ(アニャ・テイラー=ジョイ)を中心に物語は進む。

 

 

 

このレストランを取り仕切る料理長スローヴィクが提供する摩訶不思議なメニューにより徐々に混乱する客を待ち受ける仕上げのデザートが明るみに出た時、予想もつかないラストを迎えるのだ。

 

 

 

 

(パンのないパン皿だと・・・ ・ )

 

(意味深に突き刺さったハサミ・・・ ・ )

 

 

精神的にじわじわと追い詰められる恐怖と"フッ"と鼻で笑いたくなるブラック・ユーモアが入り混じる、まさにサスペンス・コメディのフルコースを堪能できる(料理自体に食指は伸びないがw)

 

 

終盤、このフルコースをぶった切る”チーズバーガー”が登場するのだが、これが最高に美味そう!

鑑賞後、確実にチーズバーガーが食べたくなること必至だが・・・ ・ 

 

(しかもメチャ高いw)

 

さすが商売っ気満載のタイアップが用意されているのを見せられると、食欲も一気に覚めてしまったw

 

 

本編の見どころは、シェフ役のレイフ・ファインズとアニャTジョイの攻防!

 

 

2人の名優による緊迫した時間をぜひ楽しんでほしい一本であった。

 

が・・・ ・ 最後のカットで "無抵抗な客" (ここは明かせない、ゴメンナサイ) には違和感を拭えず 星 星 星 .3

 

 

 

 

 

 

 

ではパー