映画スーパー30 アーナンド先生の教室/ブレット・トレイン まとめ評 | フェローズ・志村昌洋の蛮物想声

映画スーパー30 アーナンド先生の教室/ブレット・トレイン まとめ評

久々の映画評となります! が、初の2本まとめての御紹介。

 

ということで、勘の鋭い方はお察しの通り・・・ ・

 

 

『スーパー30 アーナンド先生の教室』

 

 

 

『ブレット・トレイン』

 

 

共に期待外れでした汗

 

 

まずスーパー30ですが、インドの極貧家庭で育ったアーナンドは天才的頭脳の持ち主。

 

イギリス/ケンブリッジ大学への入学も金銭的理由で断念するが、地元の進学塾経営者に見い出され、彼の塾に雇われると敏腕教師としても才能開花!

 

一気に富裕層の教育熱心な親達のドキドキを鷲掴み!

 

 

高額なサラリーで貧困から抜け出したのも束の間・・・ ・ ある日、自身と同じ境遇、貧困ゆえに才能を生かしきれない子供と道端で出会うと、自分の使命に開眼!

 

近隣地域から同じ境遇の優秀な30人の生徒を集め、学費無償の私塾を開校。

 

 

”恩人ともいえる拾ってくれた経営者の塾”(ここ大事)とライバル関係として対立構図が形成され、地元政治も巻き込んで私塾潰しの妨害工作が始まって行く・・・ ・

 

ここからインド最高峰の大学を目指し、両者相見えての受験戦争へと突入していくのだが、果たして結末はいかに!

 

という感じの”ほぼ実話”らしいのだが、鑑賞する人の立場や人生観においてはアーマンド側と対立派閥に対し、逆転の見え方もあり得るのでは?と思う。

 

また、インド映画特有の歌と踊りはしょうがない(そういう文化だと・・・)が、脚本?演出?監督の手腕?もしかしてこちらも資金?どれもがもうちょっと上回っていれば『きっと、うまくいく』のクオリティーに近付けたのではないだろうか。

 

期待し過ぎもあり星 星 星 

 

 

そして、日本が舞台となる『ブレット・トレイン』

 

ある程度この作品の情報が入っている方には周知かと思うハチャメチャな日本観はさておいても、新幹線の列車内で一つのブリーフ・ケースを奪い合う11人の殺し屋&犯罪者が個性豊かな様でいて、実はメリハリが効いていないのですよ。

 

 

例えれば、全員がこってりした豚骨ラーメンの体で、醤油も塩も味噌もなく、新幹線さながらに真っ平らなレールの上をスムーズかつ”力技”で走っているだけ。

 

 

ストーリー的に?途中『米原』で停車したのが・・・ ・ w

 

 

列車内でのブリーフケースの奪い合いといえば『大逆転』を思い出すが、こちらの方が100倍楽しめましたよ!

 

 

 

ホント途中もう退屈で退屈で久々に「早く終んね~かな…」と思ってしまいました笑い泣き

 

冒頭、ミステリアスで不気味に描かれてきたラス・ボスも、登場してみればまったく迫力ないし・・・ ・ 

主役が死なないのはお約束だし・・・ ・ 何でこんな作品を選んでしまったのだ、ブラピよ!

 

お好きな方には申し訳ないが、わたくし的には『ツリー・オブ・ライフ』に次ぐ退屈映画でした。

が、今回もブラピに免じて星 星 星

 

 

 

 

 

 

ではパー