ザ・ファブル 殺さない殺し屋
前作から2年後の公開となるシリーズ続編。
サブタイトルが無いんだが実質的には「ザ・ファブル2」となるのかな?
ほとんどマンガを読まないわたくしが全巻読破するというくらい
超絶面白い「ヤングマガジン」に連載されていたコミックスを
元に描かれた実写作品だ。
(しかし最近の邦画は収益性を求める故か漫画原作におんぶにだっこ状態だな)
さて、待ちに待った続編ですが、裏の主役:表向きは公益法人?
を装い、本性はゆすりたかりで生計を立てるインチキ組織の
首領:宇津帆(ウツボ)を堤真一が熱演・・・ ・
う~ん、どうだろう・・・ ・ ウツボは原作ではもっとドライで
クールな感じなんだが、怖さが無いというかチョイと物足りない。
主役:ファブル=佐藤明を、今回も岡田准一が
身体を張った演技で縦横無尽に暴れまわるのだが
そもそも「ファブル」って都市伝説級の謎めいた存在なのだ。
しかし今回の映画版では、真昼間に大勢の人が行き交う
団地に組まれた足場の上で、大立ち回りを繰り広げるのだが
もはや都市伝説どころか警察が来ない方がおかしいレベル・・・ ・
そういうと「いやいや元々マンガが原作だからw」と思うでしょ?
ところが漫画は究極のリアリティを追求してる所が面白かったのよ!
あ、ついつい熱が入ってしましましたw
ただ、粗を探してるわけではないので誤解無きように。
邦画としてはきっちり面白いし派手なアクションにSFXも見事!
笑わせるパートも大成功していると思いますし
原作を知らない人には十二分な仕上がりとなっています。
そんなわけで3作目が公開されればもちろん観に行きますし
考察して楽しい時間を過ごさせても頂きますよw
なんにしろ本作のファンと公言するくらいお気に入りなので
愛情故の辛口もご勘弁を。
金曜ロードショーで第一作目を観て気に入られた方は
是非、大スクリーンにてご鑑賞ください。
前作よりさらにスケールアップしたアクションシーンに
「これで一人も殺してないのか・・・ ・💦」と驚愕間違いなしです!
では