Pherrow's 30th Anniv. ロボット・シャツ制作記② | フェローズ・志村昌洋の蛮物想声

Pherrow's 30th Anniv. ロボット・シャツ制作記②

前回、テキスタイルの被写体となる「TinToy ROBOT」の

御紹介をしましたが、ここからはその素材をいかに

テキスタイルに落とし込むかという制作記に入ります。

 

まずはフォトショップで切り抜いた画像とイラスト化した

ものを対比してみましょう。

 

 

 

どうでしょう!?

画像まんまですと洋服の柄にするのはちと厳しい生々しさ

ですが加工やレタッチの結果、服地に馴染みやすい

イラストが完成しました。

 

 

次にそれらをレイアウトしていきますが、適度な感覚と

色の配分、リピート可能な位置へと並べてみます。

 

 

 

ひとまず配置が済んだ後に、銀河系などの背景となる

宇宙空間を描いて行きます。

 

 

 

 

大まかに当たりを付けた下書きから、筆書きで小惑星帯や

星を描き込み、PCで組み合わせてワンピース・パターンを

完成させます。

 

 

 

次に、リピートさせたときに不自然なホワイト・スペースや

モチーフが詰まり過ぎの個所が出来ないかを確認する為

実物大の大きさにプリントアウトしたものを切り貼りし

デザイン・スタッフ全員の監修を仰ぎます。

 

 

 

無事にテキスタイルとして完成した図柄を

シャツパターンに嵌め込み地の目方向を決めて行きます。

 

 

ここまで来れば後は本職の工場さんへバトンを渡すのみです!

 

 

そして完成したシャツがコチラ!!

 

 

今回は3バリエーション揃えてみました。シックなブラックと

爽やかなブルー、レトロなバーガンディーです。

 

高級なハワイアンシャツ定番のレーヨン100%で仕上げました!

 

 

まだ若干数ですが全国のフェローズ取扱店に在庫があると

思いますので、是非お店へ足を運んでいただき

実物をご覧になって下さいませ。

 

 

 

 

 

 

ではパー