Pherrow's 30th Anniv. ロボット・シャツ制作記①
やってまいりました。
毎年恒例となった柄物テキスタイルの制作記です。
今年はフェローズ30周年ということもあり
創業当時からのフェローズ専売特許ハワイアン(笑)
スペース柄をピックアップ!・・・ ・ という所までは
決まっていましたが「今までになかったタイプ!」という
営業部の指令故、ギリまで決まらずてこずりましたが
えいやっ!とエゴイスティックな企画を立ててしまいました。
それは、個人的にコレクションしているTinToy ROBOTを
題材とした、郷愁バリバリの柄で行ってみるというw
1950年代、日本の輸出産業の花形で、戦後経済を支えた
立役者の一角、ブリキ玩具の世界とスペースを融合しました。
まずはコレクションからラインナップを選び抜きます。
選抜理由はロボットらしいロボット!
自宅リビングで撮影したものをデータ化し、フォトショップで
背景から切り抜いていきます。
その切り抜き後のラインナップがコチラ!
先鋒はポピュラーな映画「禁断の惑星」に登場したロビーを
元に作られた野村トーイの「メカナイズド・ロボット」
マニアックに言えば「後期型」となりますw
こちらも業界では有名な「スモーキング・ロボット」
口から煙を吐くんでその名前かしらw
そして唯一のプラスティック・ボディはこれまた唯一の香港製
「ロボッター」くんです。
弊社役員の杉本曰く仮面ライダーの敵「ジェネラルシャドウ」に
クリソツということですがわたくしには分かりません・・・ ・
そして通称ハカマ型と呼ばれるヨシヤの「チーフ・ロボットマン」
チーフと付くからにはロボットの中でも位の高い存在なのでしょう。
ミステリーアクションという動きが面白いカラフルな逸品です。
世界的コレクター北原さんの写真集では表紙も飾っています!
次は「ズーマー・ザ・ロボット」。
主観ですが、最もロボットらしいロボットのフォルムが愛らしい個体で
ボディー・カラーのバリエーションが豊富なシリーズ。
わたくし全色制覇を目指し収集中ですw
以上がバッテリー駆動の物でしたが、ここからはウインド・アップ
(ゼンマイ)の小ぶりなタイプをピックアップしてみました。
この「スパーキング・マイク」も正統派なロボットの一つ。
胸の穴から火花を発しながら迫りくる、穏やかな顔に似合わぬ
過激な戦闘型ロボットですw
あと、変わりどころも欲しいな~ということで
「アストロノーツ」宇宙飛行士も加えてみました。
胸に燦然と輝く「NASA」公認(ウソ)の由緒あるお方であります。
さて、しんがりに控えるは悲しいかなレプリカ品となります。
しかし、これはもう超が付くほどの激レア品「火星人インベーダー」(仮)
以前湯島にあった「パニポート」というお店のご主人・坂本さん宅で
生涯一度だけ本物に出会って以来35年間・・・ ・
未だお目に掛かれない幻の逸品としてコレクター垂涎のアイテム!
坂本さんが逝かれて、友人の手によってアメリカに渡ったと聞きますが
多分その個体からレプリカされてと、わたくし密かに思っています・・・
さて、今回はここまで。
今までとは違い所蔵の被写体があったのでその御紹介でしたが
次回、これらの素材を元に制作現場へと移ります。
次号公開は明日17時、乞うご期待!!
では