シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| タイトルの考察
まず、シン・エヴァンゲリオンのお尻に付く「:||」だが
調べたところ、楽譜の反復記号ということだ。
まあ、これは後に置いといて・・・ ・
「シン」について考察したいと思います。
4部作の最終章となる本作には、先の庵野作品
シン・ゴジラと同じ?「シン」が頭についているが
果たしてこのシンとは何か?
シン・ゴジラ公開時から話題になっていた事は周知だろう。
果たしてこの「シン」とは何を意味するのだろうか?
シン=新
シン=進化
シン=真性・・・ ・
と、色々あるのだが、ここに来てエヴァにまで付くことによって
意味合いが固まって来るのではないだろうか。
エヴァが旧約聖書の一部をサンプリングしていることは知られているが
作品内の敵と同名の「12使徒」その一人ユダに裏切られ磔となった
キリストだが、その後に復活を遂げる。
この復活こそが冒頭に記した反復記号「:||」を象徴するものでは
ないだろうか。
では、本編において何者が復活や反復を意味するのだろうか?
碇ゲンドウの○であり碇シンジの○(ネタバレになるのでw)
それともシンジそのものか・・・ ・
もしもシンジが神の子だとして、死に体から復活することが
キリストを意味するのであれば・・・ ・
シンジ=神児 と、考えられないであろうか。
前3作が「序」=序章? 「破」=破壊:破滅 ?
そして急に違和感を覚える「Q」・・・
これは人知を超えた物語が展開する昭和の名作「ウルトラQ」
から来たのではと、わたくしは考えます。
本題に戻りまして、もし「シン」が「神」ならば
全てしっくりくるんですね。
神・ゴジラ
神・エヴァンゲリオン
次に公開の人類を守る守護神・ウルトラマン
つまり神とは人知を超えた物、その象徴としてこれらのキャラクターを
描くことが庵野氏のライフ・ワークではないのだろうか。
以上好き勝手に書いて来ましたが、すべては主観で
キリストを冒涜する気はありませんし、宗教観に偏見もありません。
また、コアなファンが多数おられる作品ですので色々なご意見も
あろうかと思いますが、異論があってもサラッと流して下さいませ。
では