日経225先物運用-システムトレード・自動売買-と自分投資 -6ページ目

日経225先物運用-システムトレード・自動売買-と自分投資

日経225先物のデイトレードシステムの構築と運用
TOPIX先物とFXについて数年後の稼動を目指して研究中
システム構築及び分析の手法はエクセルを使った時系列分析・テクニカル分析がメイン
自分投資-独学で宅建合格を目指す-


2014年度の最終営業日の日経平均株価は大幅反落した

日経平均株価終値 19206 前日比△204 △1.05%
日経平均先物終値 19230 前日比△200
Dow30(前日) 17976 前日比+263

チャートをみればわかるが後場寄りに値を戻す場面もあったが寄り付きから引けまで下げ続けた


米市場が大幅高だったことやドル円も大きく円高に振れてはいなかったので今日は下げないと考えていた
自分のデイトレードシステムのサインは全力売り(2つのシステムで売りサイン)だったので思いっきり不安を抱えながら発注

寄り付き売り注文と売りストップ注文

昼間にボードをみて値を戻した時には一瞬不安的中かとも思ったがすぐに下げていった
この時点ではストップ注文も発注され全力売りポジション状態
そして休憩を終えてボードから離れた

時間は経過し15時30分ごろ
休憩中に引け値を確認して3月最後に結構な額の利益がでたと喜んだ瞬間に決済していないことに気が付いた...

ナイトの寄りで決済すれば問題なしと思ってCME225をみたら引け値から30-40あげている
下げるまで待って決済しようかとも考えたが注文ミスをしたら何があっても即決済とルールを決めているのでナイト寄り付きで買い戻し注文
結局引け値から85上がったところで決済

85の損失

これは1トレードの期待値よりもかなり大きい額である

本業で板に張り付いているわけではないので今回のようなことはある程度は想定している
と思いながらも20時頃に板を見たら19200を切っていて 少しがっかりする

寄り付き売り注文も売りストップ注文も大きな利益をとっているのでよしとしよう

後悔してもしょうがない
相場で出した損は相場で取り戻せばいい
と強い決意で明日からもサインに従ったトレードをしていく



日経平均先物のブレイクアウト逆張りデイトレードシステムについて
前回は過去何日間の高値(安値)をブレイクアウトするかの最適化を図った
日経225先物システムトレード ブレイクアウト逆張り2 

今回は必要資金と利回りについて書くつもりであったが予定を変更し
一部システムに変更を加えたもののパフォーマンスを確認する



ブレイクアウト逆張りの考え方

ブレイクアウトは通常はブレイクした方向に順張りでトレードするのだが
これをデイトレード(寄り引け)に使えないかと考え検証したところ損益がマイナスになり
それならば逆張りで利益が上がるだろうということで出来上がったシステムである
「過去n日間の高値をブレイクしたらカウンターで売り」のカウンタートレード
ブレイクアウト逆張りはネーミングとしてはピンと来ないが代替案も浮かばないので当面このままでいく



ブレイクアウト逆張りのパフォーマンス

ブレイクアウト期間 4日
損切り 150(固定)

日経225先物mini  2007-2014年の累積損益曲線(月ベース)

日経225先物ブレイクアウト逆張り損益曲線月間


勝率 53.5%
年平均損益 1246
最大ドローダウン 1075
R^2 0.967


上のシステムをCシステムと呼ぶ
このCシステムはブレイクアウトの判定に使う過去の高値・安値を過去の終値で最も高い(安い)終値としている

過去の高値安値を終値ではなくザラバの高値安値にしてみる
期間は4日
損切りも150で変更はしない
条件は「前日終値が前々日までの4日間の安値(高値)をブレイクしたら買い(売り)」と変更する
これをDシステムとする



ザラバ高値安値を使用した場合のパフォーマンス

累積損益曲線

ブレイクアウト逆張りザラバ損益曲線



パフォーマンス比較

  終値 ザラバ
データ    
 参入比率 30.2% 23.2%
 勝率 53.5% 54.2%
 累積損益 9970 7735
 年平均損益 1246 967
 PF 1.49 1.49
 ペイオフレシオ 1.25 1.23
 最大ドローダウン 1075 785
 DDRレシオ 1.159 1.232
 シャープレシオ 0.079 0.068
 累積損益曲線 R^2 0.967 0.976
 累積損益曲線 RRR 0.0095 0.0112
月次データ    
 月平均損益 103.85 80.57
 シャープレシオ 0.47 0.44
 累積損益曲線 RRR 0.194 0.225


損益は悪化しているが損益曲線は滑らかになっている
最大ドローダウンは1075から785に改善


Cシステム(終値ベース)  損益の成績は良いが最大ドローダウンは大きい
Dシステム(ザラバ)  損益は悪化しているが最大ドローダウンは改善



次回はこの2つのシステムの必要資金と利回りを計算する



前回は日経平均先物を対象にしたブレイクアウト逆張りについて過去に使っていたシステムを紹介した
日経225先物システムトレード ブレイクアウト逆張り

今回はブレイクアウトの期間をパラメーターとして何日間の高値(安値)をブレイクアウトした場合が成績がいいか また運用停止した理由の一つである損切りをしない場合の成績はどうなるかを検証する


ブレイクアウト逆張りのストラテジーと売買ルール

■ 投資銘柄 : 日経225先物(mini)
■ 投資スタイル : デイトレード(寄り引け)
■ ストラテジー : 過去の高値(安値)をブレイクアウトしたら売り(買い)の逆張りトレード
■ 売買ルール
(1)寄り付きで参入し 引けで決済する(翌日にポジションは持ち越さない)
(2)買いの条件
- 前日終値が前々日までのn日間の安値(終値ベース)を下回る
- 当日ギャップダウンで始まる
(3)売りの条件
- 前日終値が前々日までのn日間の高値(終値ベース)を上回る
- 当日ギャップアップで始まる
(4)損切りは入れない



ブレイクアウト期間の最適化

過去何日間の高値安値をブレイクアウトしたら最も累積損益が大きくなるか検証する
またギャップアップ,ギャップダウンの条件有り無しでの比較をする
検証期間は2007年から2014年の8年間でデータは日経225先物mini
手数料と税金は控除していない
手数料を控除しない理由はダウ逆張りロジック検証2ストラテジー、手数料、評価に書いてある
期間n日をパラメーターとして検証した結果を次に示す

買いトレードの累積損益
赤線:ギャップダウン条件あり 青線:ギャップダウン条件なし

日経225先物ブレイクアウト逆張り買い


売りトレードの累積損益
赤線:ギャップアップ条件あり 青線:ギャップアップ条件なし

日経225先物ブレイクアウト逆張り売り


買いトレードと売りトレードを見てすぐにわかるのは売りトレードの方が圧倒的に成績がよいということ
買いトレードでは期間が15日間から累積損益はマイナスになる
ギャップアップ,ギャップダウンの条件があったほうが成績がよい
買いは4~5日 売りは3~6日,15日~19日が成績上位


買い+売りの累積損益

日経225先物ブレイクアウト逆張り累積損益


買い+売りではギャップ条件ありで期間4日と5日に累積損益のピークがある
期間4日,ギャップ条件ありで前回のものとパフォーマンスの比較をした

A : 期間5日 ギャップ条件あり 損切り40(固定)
B : 期間4日 ギャップ条件あり 損切りなし

  A B
トレードデータ    
 参入比率 28.3% 30.2%
 勝率 38.4% 54.0%
 累積損益 8280 8115
 年平均損益 1035 1014
 PF 1.65 1.35
 ペイオフレシオ 2.62 1.11
 最大ドローダウン 585 1545
 RDDレシオ 1.769 0.657
 シャープレシオ 0.089 0.053
 累積損益曲線 R^2 0.952 0.877
 累積損益曲線 RRR 0.0079 0.0047
月次データ    
 月平均損益 86.25 84.53
 シャープレシオ 0.47 0.29
 累積損益曲線RRR 0.164 0.096

当然ではあるが損切りしない場合には勝率が上がる
損益は変わらないが他の項目は全て悪化している

次に損切り幅の検討をする



損切り幅の最適化

ベースとなったシステムでは損切り幅は固定40であった
基本的には損切りなしで寄り付き参入・引け決済のシステムを作って複数システムの運用でリスクを抑えたいのだが
今回は単一システムで考えるため損切りで損益の成績がどう変わるか検証する

損切りは終値や変動幅などに掛け率をかける方法があるが簡便的に固定値幅で計算する

期間を2日から20日まで,損切り幅を40~500でエクセルで累積損益を計算した結果

終値ブレイクアウト損切り


期間は4日が成績がよい
損切り幅は60,160,250といったところ

それぞれの最大ドローダウン(MDD)と累積損益曲線のR^2を確認
損切り幅:60 MDD:855 R^2:0.957 累積損益:9565
損切り幅:160 MDD:1120 R^2:0.963 累積損益:9760
損切り幅:250 MDD:1215 R^2:0.919 累積損益:9550

最大ドローダウンは大きいが損益とR^2の成績がいい損切り幅160がこの中ではベスト
さらに160前後を検証し最終的には損切り幅150とした


パフォーマンス比較
A:期間5日 損切り幅40
C:期間4日 損切り幅150
                                                                                                                                                                                                                                

A

C

トレードデータ
 参入比率28.3%30.2%
 勝率38.4%53.5%
 累積損益82809970
 年平均損益10351246
 PF1.651.49
 ペイオフレシオ2.621.25
 最大ドローダウン5851075
 RDDレシオ1.7691.159
 シャープレシオ0.0890.079
 累積損益曲線 R^20.9520.967
 累積損益曲線 RRR0.00790.0095
月次データ
 月平均損益86.25103.85
 シャープレシオ0.470.47
 累積損益曲線RRR0.1640.194


最後に損益曲線を確認する

日経225先物ブレイクアウト逆張り損益曲線 


日経225先物ブレイクアウト逆張り損益曲線月間 



次回は最大ドローダウンの予測と必要証拠金から日経平均先物ブレイクアウト逆張りデイトレードシステムに必要な資金を算定し利回りを計算する