この曲自体は一時期の有線でFrankie J版がよく流されていたらしいから、もしかしたら「全然知らない」って意見の方が珍しいのかも。原曲が今から20年近くも前に発表されたなんて、なんだかちょっと驚きだな。時が経つのは早いものだ

 

"お家芸"とも言うべきbachata様式を踏襲した楽曲を歌っているのは、そのルーツをプエルトリコに持つニューヨーク出身の4兄弟だ。彼らの曲を、かつてはいがみ合ったこともあったメキシコ系の、しかも西海岸出身者が有名にしたのだもの。遠い昔とはまるで違う、確かに時代は変遷を遂げているんだ

 

 

そんな時代の変化を目の当たりにしても、今の私に出来ることと言えば、こうしてお気に入りのソファに座って酒瓶を空にすることくらいだ。まあ、今となってはそれがノンアルコール飲料に変わったくらいだね。まるで進歩がない

 

この曲がやたらにClubやDance-HallないしはSalsa-Barを席巻していた頃の私には、ひたすらの情熱があった。ただひとえに若さゆえだね、言い換えればそれしかなかった

 

一時期には随分と上達を見せたスペイン語も、今では挨拶程度しか話せなくなってしまった。むしろ退化しているかも。それでも自由奔放に生きることの証を得たいがために仕方なくつるむよりは、この方が絶対によかった。この曲をYou Tube以外の場所で聴くことも、恐らくはもうないだろうな