どうしてこの三連休のただ中にブログを更新しているのかと問われれば、それは暇だからです。また高熱を出して伏せっていて、先般より2度目のPCR検査を受けたため、その結果が出るまでは隔離されているので、ほかにやることがないんだよね

 

あたらNHKアーカイブスで『映像の世紀』は全部観ちゃったし、こうも体調を崩しがちだと、かねてよりの積読もすべて消化しきっていて。直近で読んだ愛新覚羅浩の自伝が大変に面白かったので、今後はまた暇を見付けて、その周辺を読み進めて行きたいと思い至りました

 

 

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この動画を嘲笑の対象として槍玉に挙げてる日本人さあ…戦時中は国策映画において笠智衆に欧米人を演じさせて片言の日本語で話させてた事実を知らないようだな…

 

 

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さて、今年もスヴェトラーナ・ザハーロワとワディム・レーピンが来日してくれますね

 

私はここ数年はさっぱり足を運べていませんが、それこそ妊娠するまで毎年行ってました。今まで母親の仕事のツテで招待席チケットを融通してもらえてたのも大きかったんだけど、「今年こそは自分でチケット手配して行くぞ!」って並々ならぬ信念を燃やしていたら、いわゆる関東と近圏に来るのは平日で、我が子を預けられずに、結局だめになっちゃった

 

折角の悲しい時だから、どうせならこのブログで昇華させることにしたんだ

 

 

"Giselle"のリハーサル風景、セルゲイ・ポルーニンと。あらゆる共演者と浮名を馳せ、最近子どもも生まれたポルーニン。「この時よく彼女に恋しなかったな…」って思ってたら、やっぱり自制していたよう。それだけで、今後の彼に対する評価が甘くなりそう

 

うわ…あまりにも美し過ぎじゃない? この世にこんな存在がいていいわけないよね…? 私がレーピンなら女神からの嫉妬を恐れて泣きながら隔離するわ。それほどの美、それほどの存在感。その立ち居振る舞いは伝統を重んじながらも、彼女の舞踊それ自体は決して誰にも阿ることがない。同じ人間とは思えない…。いや、むしろ思わないでもらいたい…(え?

 

そんな彼女にとって二つ名と言っても過言ではない代表作と言えば、やっぱり『白鳥の湖』だよね。よく「バレエやってる人って皆が細いんじゃないの?」って訊いて来る人いるけどさ、あれらはマジでトウモロコシの粉砕機に轢かれてノされて欲しい。そんな訳ねえだろって常識で考えて分かんないの? バレエ歴8年の私が言うのもおこがましいけど、確かに腰は細くなるけど太腿は発達すんのよ。こういう人たちは例外的な、いわば神だから!

 

「…そうして、あらゆる人類の救済となるべくして、その箱の底に残っていたものは"美"だけだった」と教えられていたら、危うくそれを信じてしまったかも。でも、こうして真実を知っていたとして、どうしてその意見に疑いを向けられると言える? その底に残った希望こそは"美"だったのだ。人類がいまだ知らなかった可能性こそが彼女であるに相違ないよ

 

 

この流れで、"Plis. Minus.Zero"を貼付しようと思ったんだけど、あたら規制が掛かっていて無理でした。この作品こそは、私が彼女のファンになったキッカケだというのに…

 

 

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件のPCR検査は陰性でした。分かってたことだけど、いざ結果を知ると安心する。どうやら夏風邪をひいてしまったようで、これで馬鹿が証明されたみたいで笑ってる

 

ほら、昔から言うじゃない? "夏風邪は馬鹿がひく"って。あまつさえその症状が何日も引かない私ってどんだけなんだろ😂でも、そこまでの馬鹿なんだから、何を書いたって許されるね。これからも自重しないで行くことにする