今年も東京ディズニーランドのハロウィンが始まったね。昔のように前日のスキークや初日に足を運べる距離を隔てた久しさからまだ拝めていないので、昨年のおよそ6倍の規模と言われるパレードと『スプーキー"Boo!"』の再演って聞いて勝手に胸を高鳴らせてるよ

 

それに2018年以来再登板かつTDL初登場となる手下たちも登場しているそうで…今その動画を観ていたら無性に懐かしくなっちゃったから、もう会えないと思ってた手下たちにまた会えてうれしい。願わくはファージャとハーデスがいて欲しかったけれども…(※こうして既に結果が出ているのに諦め切れない最も厄介なオタク)

 

とはいえ、先頭にマルフィがいてホックもいるし、何よりもグーンとギデオンに会えるし、俄然ハロウィンが楽しみになって来たよ。こうなったらハロウィン中のイン日を増やすしかないな…

 

以上、いっそ清々しいほど気持ちの悪い早口で思いの丈を吐露しました。ただ自らの扱いにくさに上限がないことを示すだけでは何だから「TDRにおける好きなパレードn選」を貼ることにします。どれにしよう、20個もあるの。いやいや、8個で充分か

 

 

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まさかYou Tubeにあるとは思わなかった、現代ってすごいな。今夜は数十年ぶりに観た懐かしさで眠れそうにないよ。今となってはそう驚きもないものの、その当時としてはパレード構成や編曲を含めたさまざまなことが新鮮に見え、何もかもが目新しく思えた。同じくディズニーが好きな友達と天狗スティルトウォーカーの真似とか休み時間にしてたっけ

 

この年齢にして思うと不死鳥に着想を得た衣装に身を包んだミニーちゃんに対するその着想は中国に擬えているって分かるし、現代ならそれを踏まえて「アジア」としていたかもね? もしそうだとしてもこのパレードに対する愛は変わらないよ。何かを愛する時に変化なんて些末なことだ

 

同じく15周年から。もしかしたらこれを若年層のファンが観たら驚くかも知れないね。何もかもが現在と違い過ぎるもの。私も久し振りに観直して、あまりのセキュリティの緩さに衝撃を受けたよ。こうして鑑みるだに、改めて面白い時代だったんだね。自分にとっては特別お気に入りのイベントだったから、今でもこの『Viva magic!』関連のグッズは持っている。ここで振りまかれてるミッキー型の紙吹雪ももちろん大切にとってあるよ

 

先に貼付した通年のパレードよりも動画の数が多いことに面食らってる。この動画の撮影日は1月31日とのことだから、この中の何処かには私も紛れているはずだ

 

このパレードの最大の美点を挙げるとすれば、まず曲がすこぶるいい。それにパレードの概要と各テーマパークを擁するTDSのコンセプトが後にも先にもない合致を見せてた。「アール・デコっぽいのとアール・ヌーヴォーっぽいのがある以上は、この後に絶対にヴィクトリア様式が登場するはず」って思っていたところをその予想が裏切られたのでよく覚えてる

 

これを定演にしてよ、毎日だって観たいよ。このメディテレニアン・ハーバーにおいて同種の催しをもう二度と行うことはないと公式が発言している以上は、もはや叶わぬ願いだってことは分かっている。この世にもう存在しないもの、だからこそたまらなく美しいもの

 

ああ、このイベントはよかったな。TDRには海外のパーク発祥のものや東京オリジナルのそれに至るまでさまざまなイベントがあって、その中でも長編アニメ作品から派生したものは私たちゲスト側としても思い入れは一汐なんだ

 

特に、これは『シンデレラ』で描かれたハッピーエンドのその後を垣間見ているようで、とても印象深かった。こんな手法でその場にいるすべての人間の心を掴もうと考えた人々がいることに興奮したし、実際にそれは見事で鮮やかな手振りだった。私がこれまでと今そしてこれから目にするであろう魔法は人力なのだと思い知らされた。そして、この時に掴まれた心はまだ戻らないままだ。魔法は、消えないよ

 

WDW(ウォルト・ディズニー・ワールド)からもひとつ。こちらTDRと比べると、「どの国でもよくキャラクターたちが歩いているな」という印象だったものの、これはその中でもかなりのものだと思う。とにかく音楽も編曲も素晴らしいことこの上ないよ。とはいえ、これを全編通して観た人なら分かるよね、どこに胸躍らされるのかを

 

特に『ホーンテッド・マンション』好きには刺さるパレードだ。その直前にガリオン船が登場するのもいいし、その後にシェーカーが洗濯板を掻き鳴らしていたり、歌姫クララ・クラックが"Ghost Riders in the Sky"を歌っているのにもシビれる。こんなに宵闇が似合うパレードはなかなかないよ

 

ほかのどの長編アニメーション作品よりも『ポカホンタス』が好きだって、以前にも言ったかも。だから、このパレードが好きなんだ。「恋は盲目」とは言っても分かってることだってあるよ、ここに挙げたあらゆる存在を抑えてブッチ切りの低クオリティだってことも認める。その上で好きなんだから、誰にとやかく言われる筋合いなんてないんだ。願わくはロンやベンも観たかったけれども、それは今後に期待するしかなさそうだね

 

その後に何事もなかったかのように続々と連なるフロートなのに、実は歴代のプリンセスたちが公開年を追って登場するっていうのも憎い演出だよ。ほらね、完全に恋に落ちたでしょ?

 

「好きなパレード」と言えば、これを措いてほかにはないよ。例えば、他ブログで同じような試みが行われていたとして、特別な理由もなしにこれを省いている企画があったとしたら、あくまでも個人的にはそれを信用しないだろう。それくらいに東京ディズニーランド自体にとっても私たちゲストにとってもターニングポイントと言って差し支えのないパレードだった

 

この時はまだほんの子供だったとは言え、だからこそこの胸に強烈なまでに焼き付いている。だから、今でもミッキーを好きなのかも。永遠の推し。どうでもいいけれども、先述の『カリエンテ!カリエンテ!』にしても、何だか90年代のパレードにはMCがいて、しかもよく話すよね

 

これまで順位別に並べた訳じゃないよ。それでも最後に貼付するのは、個人的な不動の頂点に君臨し続ける『ファンティリュージョン!』であって欲しかった。その願望を成就することが叶って、ただ今はうれしい限りだ。こんな貴重な映像を共有してくれる人がいることに感謝しかないよ。これをディズニーファン誌で読んで夢想した日のこともはじめて肉眼で捉えた日のことも、まるで昨日のことのように思い出すことが出来る

 

特徴としては三部構成で、特にヴィランズの存在が際立っていたのがよかった。『さよならディズニー・ファンティリュージョン!』を観ては号泣していたよ、こう書くと何だかやばい人だよね。今でもやばいことに変わりはないけれど、そのことは今ではいい思い出だ

 

 

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というわけで、「好きなパレード8選」でした

 

前述のハロウィンに話を戻すと、さまざまなパークのエリアや各ホテル内の装飾も楽しみだし道行くゲストたち皆の仮想も個性豊かでいい。自分は絶対に目立ちたくないし、そもそも四六時中冗談みたいな服着てるしで、この先も仮想することはないけれど、もし「仮想しないと死ぬ世界線だよ」って言われた時のために心の準備だけはしておかないといけないよね

 

もし自分ならそうだなあ…今は亡き『カリブの海賊』の当該シーンを偲んで、あの花嫁オークションの場面にいる赤毛のノリノリな女の奥にいる黄緑色のドレスの女になりきることにするよ