最近またブログととんとご無沙汰でしたね、こんばんは

 

いつものように一応書いてみたら冗長すぎた前段を全消去して今に至ります。余計な能書きを垂れるよりも本題に早くたどり着きたかったんだ。だって、こんなに驚かされたことなんてそうそうなかったから

 

指揮者、井上道義がミュージカルオペラ作曲、初演

 

念のために言っておくと「あれ…この見出しといい、なぜか多用される読点(そして用いられない中黒)といい、さすが産経だな!」って箇所に驚嘆した訳じゃないんだ。確かに目を引く要素の一つであったことは認めるけれど、そんなことよりもその文言に目を見張らずにはいられなかったよ

 

ここまで書いたところで記事が全部消えたから簡潔に言うと「あの著名な指揮者である井上道義がオペラを作曲し自ら初演する」という点が最大の喫驚であることは言わずもがな。さらには、それが自身の半生を反映させた物語であるっていうことで、思わず本文を二度見せざるを得なかったよ。まさに意表を突かれたと言い換えてもいい

 

その主題に掲げられている父子間の確執や自分自身に対する"赦し"といった内容は、既存のどのオペラよりも個人的な共感を誘うものだ。初演は来年1月21日のすみだトリフォニーホールと同月23日のサントリーホール。この記事には書かれていないものの、前者はオペラ形式で後者は演奏会形式だそう

 

これを知った以上は「絶対にオペラ形式で観たい!」って思ったけれども、もうシフト希望出しちゃったし、いかに上司がやさしくても同僚のことを思うと、今からお休み変えてもらうのはもはや無理だ…。まあ、個人的に文京シビックホールの次にサントリーホールのバーコーナーが好きだから、別に演奏会形式でもいいかな(結局そこ)!

 

既に2024年に引退することが伝えられているマエストロにとって、その指揮者人生における集大成になるであろうことは疑いようがないと言える。この耳朶が伝説を捕らえるその日を襟を正して待ちたい