「二階先生」に質問し「バカヤロウ」と返された記者の言い分 | じぃのヒトリゴト

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49歳の方だそうですから、働き盛りです、「二階先生」と最上級の呼称を使う必要はありません。政治家と取材する側という立場で対等のはずです。

そして、彼が「引退の理由は年齢のせいか」と聞いたことは当たり前のことです。

足がよたよたしているのはともかく、質問にろくに答えれない政治家がそれを理由に引退するのは当たり前のことです。それなのに、不祥事の責任をとって辞めるということに固守して、課されるはずの処罰を逃れ、その上に選挙区のライバルを陥れ、自らの息子を後継者に置こうという、腐りきった腹の底を見透かされただけで、「バカヤロウ」はない。

だいたい、記者会見で、「お前」とか「バカヤロウ」と言っただけで、もう社会人として終わっている。それを突っ込めない記者はそれだけでダメです。

しかし、36歳も年上のじいさんから罵られたらビビってしまうのはわかります。罵るだけではなく、会社の上司に圧力をかけ、たとえば、芸能部門に配置換えさせられても困るだろう。

じいさまに罵られてしまったら、一時的に頭が固まってしまうのはわかる。ならば、そこにいた他のメディアが引き継いでそれを補完する質問をするというシステムがあるべきだと思うのだけれど、実際はそれどころか、それができない雰囲気があるという。

そもそも、「オフレコ」というシステムは必要ないんじゃないだろうか。オフレコを守らなければ、その政治家から干されてしまうというけれど、全部がオフレコを拒否したら、いいじゃないか。政治家が恣意的に流した情報をありがたがる風潮はよろしくない。日本のメディアは政局を語ることを自慢しすぎる。国民も好きすぎる。政治は芸能界じゃないのだから。

田崎さんは面白いけれど、日本の将来の政治の在り方を考えることには貢献していないと思う。田崎さんは73歳だそうで、そろそろ人生の立ち位置を変えてもいいのじゃないだろうか。大きなお世話だけれど。