ごみの量がこのところ大きく減少して、ピーク時の80%までになったから、リサイクルは終わった、普及啓発はもう十分成功した、と思っている関係者は多いと思いますが、それは間違いです。
ごみの量が減った大きな理由は、企業がISOを維持するために古紙のリサイクルに取り組んだからです。そして、それを可能にしたのは、古紙のかなりの部分を中国が引き受けてくれたからです。2001年から古紙の輸出量は圧倒的な勢いで増え、それに伴い古紙回収率もどんどん上がってきました。(2000年:58%→2010年:78%)
それがごみが減った大きな理由です。だから、行政やマスメディアの啓発活動が十分成功したのだと思うべきではないし、環境教育自体、まだ緒に就いたばかりなのです。
だいたい、中国のおかげで環境教育が成功した・・・わけがないじゃないですか。中国はそれが一番苦手な国だろうから。