起工式とか竣工式に右代表で出席しなければいけないことが何度かありました。
玉串奉奠(ほうてん)というのをやらなければいけない時は緊張しました。
なにしろ不信心者ですから、そういうマナーはまったくわかりません。
「2礼 2拍手 1礼」なのだと、人に聞いて、繰り返し唱えて、先にやっている人のマナーをしっかり見て、頭に叩き込んでも、それでも緊張します。
間違えてしまって、その筋の方から、無礼者!と叱責されるのはいやですから、絶対間違えてはいけないと、がちがちになってしまいます。
不思議なことに、そういうしきたりがいかにも大好きそうな年配の議員さんも、結構緊張するらしく、「2礼」か「1礼」を忘れてしまうこともたびたびです。
私は都合10回くらいはやったかと思うのですが、幸い一度も数を間違えたことはありません。
しかし、何度目かに、同伴した同僚から、柏手の打ち方を注意されたことがあります。
私は、手を大きく開いた状態からスタートして、パチンと叩いていたのですが、それでは、後ろにいて、代表者と同時に柏手を打たなければいけない同僚がタイミングを取りにくいから、手を合わせた状態からスタートし、それから腕を開き、パチンとやる方法に変えてくれということでした。
なるほど、神主さんのやり方を見ると、たしかにそういうやり方でした。
そりゃそうだ横綱の土俵入りじゃないんだから。
この式典に出席するのが、サラリーマンをやっていて、2番目にいやな仕事でした。
1番目にいやだったのは、もちろん、ひたすら(意味もなく)長~~い会議なんですが。