抱きつく母 | じぃのヒトリゴト

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NPO法人生活環境ネットC&Cの代表が管理するブログです。
日々の考え事や思いつきを書き連ねます。

行きたい大学に1年目に落ち、2年目にも落ち、3年目にも落ちました。3浪は耐えられないので、まず落ちることがないだろうというところを滑り止めにしました。その発表の日、合格の連絡が来たときに、母親は私に抱きついて泣きました。「何故泣くのだろうか、そんな嬉しいことじゃないよ」と、母親の背中を見ながら思ったことを鮮明に覚えています。その風景の中に、父親の姿は見えません。おそらく、どういうことがあっても、泰然自若にしていようと思っていたのでしょう。修羅場には父親の顔は出てきません。
私自身、父親になった時に、いつもそのような父でありたいと思ってきましたし、そのような母であってほしいと、妻に思ってきました。妻はともかく、私はなかなかそうはできません。