私は短すぎる人です。あっという間に終わってしまいます。物語を続けて話すことができないのです。これには、30代前半の頃のトラウマがあります。ある地方都市で、議員さん相手に報告をし始めて間もなく、「で、結論はなんなのか、それだけでいいから」と、まあ、横柄に言われたことがあります。30代前半の若造がそんなことをいわれたらビビッてしまいます。それ以来、短くなりました。もう少し、枝葉を付けて話してもいいだろうと思うのですが、またあんな風に言われるのは嫌だと思うと短くなります。そんな、言ってみれば、ビビリアン・コントロールみたいなものが私にはあります。
話の長すぎる人も困ったものです。話の背景から、自分自身の思いや戸惑いも事細かに説明して、結論に到達するまでに長いこと長いこと。最悪なのは、「 」を付けて話す人です。
それでね、私はその時こう言ったんですよ。「あなたねぇ、それはねぇ、・・・・・」
最悪の中の最悪は、カッコの中の言葉に声色(こわいろ)を遣う人です。その人の言い方を真似たつもりでも、こちらはその人を知りませんから、ちょっと疲れます。ちょっと、気持ち悪いです。会話の中のワン・フレーズは20秒以内にしたいものです。たぶん、普通の人が、聞くための集中力が継続するのは20秒程度ではないかと思います。
あれ? でも、私も、書くものは長くて、ダラダラしているとは、よく言われます。簡潔にできないんですよねぇ。