The End of Chaos・第十四章「光の宮殿」⑤ | L.E.D.フィリップのブログ

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それから程無くして、飛空挺は最北の島の上空に到達した。


「よし、着いたな!おーい!!船を下ろすぞー!!」


ちょいぽちゃが手下達にそう呼び掛け、船は島の海沿いに着水する。


ぽちゃ「それじゃあ行ってくる。鬼ちゃんは無理しないで安静にして待っててくれ。」


鬼塚「わかったわぽちゃ様♪」


ぽちゃ「それからナルシス、俺達が戻るまで、りゅーの事…頼んだぞ!」


ナルシス「はい。……頭こそ、お気をつけて。」



そして六人は船を降り、『光の宮殿』の跡地を目指した。









ちゃくのアジト…



ちゃく「あ~あ、フィリたん死んじゃったねぇ。」


あいあん「ふむ…、大事な戦力を一つ失ってしまいましたね…。」


ボルト「フーさんいないと寂しくなるなぁ…。」


黒蜜「何言ってんのボルト!?あんな奴いなくなって清々するわ!!アタシなんてアイツに殺されかけたんだからね!!」


フィリップの死の報せを受け、四重奏のあいあん、ボルト、黒蜜はちゃくに呼び出されていた。


「しかし、フィリップ君を倒したあの一行…、このまま放っておいていいのかい?」


あいあんがちゃくに問う。


「うーん、最初は大したこと無いと思ってたけど、フィリたんを倒したとなると…、そろそろ本気で潰しにかかった方がいいかもね。」


ちゃくがそう答える。


「それなら次はオイラが行くよ!」


そこで名乗りを挙げたのはボルトだった。


「あら、威勢がいいじゃない。フィリたんの敵討ちってところかしら?」


「それもあるけど、あの時ちゃくさんが撤退させたから暴れ足りないんだよね。」


ちゃくの問いにボルトは不満の表情を浮かべながら答える。


「ならボルトんに任せるわ♪でも…、もし失敗したら……わかるよね?」


ちゃくは笑顔を浮かべていたが、その眼差しはとてつもなく鋭いものだった。


「!!………………、だ、大丈夫だよ、オイラには魔物もいるしね。」


ボルトはその眼差しに一瞬背筋が凍ったが、怯むことなくやる気を見せる。


ボルト「それで、奴らは次にどこに向かってるかわかる?」


ちゃく「うーん、多分『光の宮殿』に向かってるんじゃないかな?宮殿もみったんが壊しちゃってるけど、『闇の祭壇』での事もあるからね。」


ボルト「番人がまだ生きてるかも知れないって事だよね?だったら番人も一緒に魔物の餌にしてやるよ!!」


ボルトはそう言い残し、アジトを去っていた。