成人の日に、毎年恒例となっている「成人の日コンサート」を聴くためにサントリーホールへ。
年々減っていた振袖の新成人ですが、昨日は、なんと一人もホール内で見かけませんでした。行き帰りに見たのも一人だけでした。年賀状もですが、日本伝統の振袖、この日だけでも着る文化は、残って欲しいと思います。
コンサートは、毎年素晴らしいですが、今年は特に、私の中では過去最高に良かったです。
第一部パート1は、新成人バイオリニスト渡邊紗蘭さんのラヴェル「ツィガーニ」は、超絶技巧というのでしょうか。圧巻でした。途中弓の毛が1本切れて、宙を舞っていました。
パート2はラヴェルの「ボレロ」.第二部は「椿姫」(歌劇)と演目も良かったのです。ボレロを生オケで聴くのは初めてで、各楽器奏者の演奏を見るのも楽しく、また、ギエムが踊る姿や、「愛と悲しみのボレロ」という映画のシーンを思い出しながら聴いていました。
歌劇はイタリア語でオペラ歌手が歌いましたが、字幕から歌う前にイタリア語を推測したり、イタリア語を思い出しながら鑑賞していました。
とあるお仕事をして以来、20代の頃から毎年ご招待頂いており、本当に感謝しています。
