ちょっと考えた | アナナスのサイトーシング・10。

アナナスのサイトーシング・10。

私たちのDNAの中の窒素、歯の中のカルシウム、血の中の鉄、アップルパイの中の炭素は、崩壊する星の内部で作られた。私たちは星でできているんだ。
(天文学者カール・セーガン)
あなたもわたしも⭐️で出来ている。

悲しい事件が多いよねDASH!

そもそも世の中混沌として、有象無象だから、法律や宗教が出来たんでしょうと思うのだけど。

こと子供に関してはね。

世の中狂ってる、と思う。

子供の虐待に産後うつに育児ノイローゼ。

ほんでそれをセンセーショナルに書き立てるメディア。

最近自分が子供産んだっつーこともあって。

精神的にまいるよねー。

日本って、いくら機関があってもドア蹴破って切羽詰まってる子供をとりあえずその状態からもぎ取る事は出来ないんだよね。

担当者が、対応のマズさをつっつかれて、「やれることはやった」「誠に残念」「遺憾に思います」よく聞くけど。

オイオイって思うけど。ほんとにそうなんだと思う。彼らに与えられている権限があまりにも限定されていて、やれることが少なすぎるというのが現実なんだろう。

だけど。命に関わる犯罪である以上は。

国家の財産である子供が、例えその親からであっても、心身の危険に曝されてる場合。

法治国家である以上、非情なまでに力を行使して、財産を奪還して守る必要があると思うんスけど。そういう権限を与える法律が必要よ。

資源が無いこの国で。人間こそが資源。

シンプルに考えてみて。親から酷い扱いを受けるなんて。子供の立場からしたってカンベンよ。ましてや。親に殺されるだなんて。子を殺してしまうだなんて。

その前にどんな形でもいい。状況を打破して貰ったほうがいい。

子供を産むってスゴイことなのよ。自分でも思う。

産婦人科とかでは皆日常業務だから淡々としたもんだけど、検診の時からオイオイウソだろーーっ汗て事の連続だった。

巷に溢れてる出産・育児雑誌はイイコトしか書いてない。ホントいいコトしか書いてないんだよ。なんでってだって。売り上げ部数伸ばさなきゃだから。勿論、大変っては書いてあるよ。でもね、出産や育児が心身共に地獄のように大変な時もあるっては書いてない。

実際。誌面によくある「痛いよー。でもダー(ダンナさん)に腰さすって貰ってなんとか頑張れましたーラブラブ」「もうちょっとで天使ちゃんに会えるよ。がんばれビックリマークとかじゃないし。

仕事・家族・病院・夫婦の人間関係のごっちゃごちゃや、金銭的な事、産前残後のどーにもならない体調の崩れなんかの中でなんとか帳尻合わせなきゃなんない。

「もーう。なんで泣き止まないのー。ママ困っちゃうナーあせる」「エンエ~ンストップ裏技・グッズ特集。(全部本紙の通販で買えますラブラブ)」なんかはもうあざとくて笑っちゃう・・・。

泣き止みません、勝つまでは。ほんとにねー。泣くしねー。手間かかるしねー。ウチのタロウもそれでも育てやすいらしいけど、新生児の頃なんて夜中ずっと泣いてるから、サカリついたノラネコが実家の廻りにいっぱい集まってきちゃうくらいだったんだからっ(笑)(赤子の声ってサカリついたネコと泣き声が似てるらしい)

結婚も出産も育児も、「産業」になっちゃった今。女の人生が「あららイイカモだわ市場」と見なされている以上。

巷で売り買いされてる情報ばかり鵜呑みにしてちゃダメだ。

だけど。いいことしか言わない・書いてないメディアのシャワーをばしばし浴びて生きてる昨今、どうしても「そうなんだ」と思ってしまう。

女がファッション雑誌読んで服買って、恋愛至上主義なんて言われてヒーコラ無理して恋愛して、就職活動並にがんばって婚活して、「ゼクシィ」読んで結婚して、「たまごクラブ」読んで妊娠期間過ごして、「ひよこクラブ」読んで赤ンボ育児して、「こっこクラブ」読んでチビの育児するってのが正しいわけじゃないと思う。

毎月、自分で雑誌買っておきながら、あははーーナメんなーーー。テメーの都合のいい情報ばっか書きやがってーって、思うこと、あるでしょうはてなマーク賢明なる女子の皆さま。

あれはまーーー悪いモンじゃない。参考になるよ。あれは参考書なんだよ。だから新聞程度に読んどくものなんだと思う。

こんなに子供の虐待とか連日連夜事件になってるのにさ。

「子供手当てあげるから産んでよ」「出産費用の補助多めに出すから産んでよ」って政策しか打ち出さないお政府さま。

だってサ。「多少虐待で子供減ったっていいからとりあえず出生率上げてよ」って風にしかアタシには思えないよこれじゃあ。

もっと具体的に攻めの姿勢の防衛方法を提示しないとダメだ。

守る」っつーのは「やさしく見守る」とか「必要な時そっと手助け」するとかじゃなくて。もっとずっと戦闘的な行為であるということを知らないんじゃないだろーか。

彼らが子供の使いのよーなコトしか言わない以上、我々がオトナになるっきゃない。

女。賢くならなきゃダメだ。たとえ14歳の母だろーが、マル高に初めて挑戦するアラ50であろうが。私はモンスターペアレントや母親原理はニガテだけど。でも、母親になると決めた以上は一歩も退けない部分は必要だと思う。

混乱して疲弊して、自分や子供に暴力が向かってはいけない。ヒトの言うことなんか聞かなくたっていい。全部雑音だと思っていい。自分と子供の、命と人間としての誇りを保つために戦え。

大袈裟に言っちゃえば、出産・育児って、心は天国にして、実際は地獄に足を踏み入れることなんだと思う。

もう戻れないよ。もうリセットできないよ。

アタシら前線に立ったんだよ。

それが一軍になるってことだよ。ってね

こんなこと言ってるアタシもヘトヘトだしねー汗。ダンナもかなり参ってる一瞬はあると思う。

これがシングルマザーだったり、自分が具合悪かったり、経済的に全く余裕無かったりしたら・・・・ほんとに、どんだけタイヘンなことか・・・・。

想像を絶するものがあると思う。考えるだけで泣けてくるよ・・・。

でもね。

子供すげーよ。なんだか存在に救われるっちゃこーいうことかと思う。

すっげー。これどーやって説明書も見ないでアタシ組立てちゃったのかしら・・・ってホント思う。

あんなちーせーのに、笑ったりすんのよ。動くのよ。ミルクも飲むしウンチもすんの。

電池もコンセントもいらないの。

守ってくれるママとパパがいればね。

そうよっっっ。親は子供の自衛隊よっっ。

すすめーーー。オンブして匍匐前進だーーー。。。