最強の機内食。 | アナナスのサイトーシング・10。

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私たちのDNAの中の窒素、歯の中のカルシウム、血の中の鉄、アップルパイの中の炭素は、崩壊する星の内部で作られた。私たちは星でできているんだ。
(天文学者カール・セーガン)
あなたもわたしも⭐️で出来ている。

今日は、友人の、飛行機、というか、ある航空会社の機内食のお話。

最強なんて言っても、「あのムッシュ・ロブションが全面的に監修した官能恋の矢のフレンチ」でも、

「あの陳健一が、あなたのシートの前で豆腐を切り、ネギを刻み、中華なべを煽るメラメラ麻婆豆腐」とか、そういうんではない。

その友人、格安ツアーでタイに旅行に行く時、上海でトランジットしたらしい。

東○航空で、まずは上海へ。

「あー、イマイチだって言うよねぇ・・・」

いまだに大陸系エアラインって、つっこみどころが多い。

スッチー、赤い靴下、手に輪ゴムとかね・・・、スーパーの袋持ってウロウロしてたりね・・・。

れっきとした大陸系ではないけど、常にクチコミとか評価上位にいるキャ●イだって、サービス、機内食ともに「当たり外れ」が多いし、何があったのか心配になるくらいムラッ気のある乗務員多い・・・と思う。私、キャ●イ好きなんですけどね。

「私、キャ●イで、いかにも死んだ魚でございますっていう白身魚食べたことある。好き嫌いあまりないのが自慢だったけど、あれはダメで、自分でショックだったわあせる

しかし、彼女は、トンデモナイと首を振った。

「ぜんっぜん、そんなのっ。上海→タイ便に比べたらっっっパンチ!

あまり、というか、全然メジャーじゃないナントカって中華系航空会社の『なんだこりゃエアライン』みたいのに乗ったそうな。(さすがH..S)

「変な話、パンで」

・・・はあ。

「機内食って、パン、ついてくるじゃん」ほらあの、エコノミー微妙パン。ウレタンみたいなやつ。

「違います。パンだけだったんです」

彼女が言うには、メロンパンとかカレーパンといったおかずパンや菓子パンの類でもなく、その日の機内食は、「コッペパン」か「食パン」と「漬物」。・・・どうしたのっていうメニュー。・・・・配給???

しかも、人によって、コッペパンが二つだったり、食パンが二枚だったり、コッペパンと食パンが11枚づつだったり、決まりとかはないらしい。そもそも、配慮しながら配ってたのかも怪しい。

「で、飲み物が、ティーパックのウーロン茶1。でもそのティーパックも破れてて、代わりの物も無いって言われて、結局お湯。しかもジャムとかバターも無かったから、あー、配るの忘れてんだなあと思って、ギャレーに、皆の分も貰いに行ったんですよ。数まで数えて」

飲み会でもいるね、こういう飲み会でバイトしちゃう娘。あたしとか・・・。

「そしたら。スチュワーデスさん、はあって感じで、その漬物挟んで食えって言うんですよっっ。・・・私、初めてですよっっ、きゅうりの古漬けパンに挟んで食べたのっっ」

しかもその漬物。古漬け過ぎたのか、ぐんにゃりとしていて、きゅうり感はゼロだったそうな。

系統としては同じだけど、アフタヌーンティー中キューカンバ・サンドイッチでスッキリしたいイギリス人には絶対不評だろうなあ・・・。

いろんな「変な機内食を食べた」という話はチラホラ聞く。

「紙袋の中にチョコバーとオレンジ2コ」とか、「牛肉と豚肉と鶏肉の親子丼つーか全くの他人丼みたいなやつ」とか、「カップ麺2コとサンドイッチ」とか、「ロブスターって書いてあるけど3センチ」とか。

でも、これは、私の聞いた中でもトップだ。

機内食:食パンと漬物とお湯


(@ ̄Д ̄@;)。

・・・・すごい。