身体の調子が良いといっても少しマシになっただけであって、若返ったわけじゃない。

つまり以前の自分の身体に戻ったわけじゃない。

むしろちょっとだけマシに感じているだけだから時間が経てばそのうちまた元の不具合に戻って痛かったり怠かったりする身体になっていく。

それはいずれはみんな同じでだんだんと老化して、死に向かって進んでいくだけだ。

時間は元に戻らない。

進んでいくだけだ。

そしてそのうち自分の身体の時間は終止符を打つ。

時間が支配するこの世界の受け入れざるを得ない現実。

時間は光、光は希望か。

それは希望か。

希望は厳しい現実を意味するのか。

そこに未来があるのか。

今日は身体の調子が少し良い。

だから快く未来を受け入れよう。

快く苦しみを受けることだ。

ゾンビの世界か。

気分はどうだ。