今日ニュースで見た記事。

永年雇用制度と年功序列の仕組みがどんどん少なくなっていっているとのこと。

年功序列は年齢が上がるごとにそれなりの待遇に給与も上がっていくと言う仕組みである。

それがなくなると言う事は長く勤めているだけで給与を補償するということをやめるということである。

つまりどれだけ仕事ができるか、あるいは会社やその組織への貢献度で給与所得を決めていこうという流れであろう。

これも効率化の一環か。

それを現代社会の社会保障に適用するならば、長く生きているだけで年金を支払うと言う制度はむしろおかしい制度だと思わざるを得ない。

そもそも仕事を辞めた役に立たなくなった老人たちに効率は求められないと思うのだ。

けれども、その老人たちに生活の保障である年金を支給するというのが年金制度だろう。

それは今の流れ、年功序列の消滅化にとって最大の間違いだと思わざるを得ないのではないのか?

税金が35兆円のコストダウンになる。

税金は主に働く現役世代の給与から吸い上げられている。

その税金を未来の若者に投資すれば明るい未来となる。

今のままでは暗い社会が更に暗くなるしかない。

ただ、そう簡単に消えない理由は、そもそも政治家やお役所などが従来からの年功序列制度に匹敵する仕組みを持ってて、変えようとしないからではなかろうか。

「親の総取り」という言葉が昔も今もまかり通ってるのだろうなぁ。