昨日の南北首脳会談が行われたとの報道について、おそらく多くの方が、連想されたであろう”名曲”
韓国のシンガーソングライター、イ・ランによるcover versionです。もちろんフォーククルセイダーズのものが有名ですし。多くの歌手によって歌い継がれている『名曲』です。
このMVは今年1月に発表され、ちょうど平昌冬季五輪の直前でもあり、韓国人歌手による日本語歌詞での歌唱ということで、話題になりました。
楽曲の良さは言うまでもありませんが、MVがまた美しい。雪景色の河畔で、イ・ランが手話を交えて歌い上げていますが、このロケ地こそ、南北国境を流れる『臨津江(イムジンガン)』沿いとのこと。
そしてこの場所で、ネイティブの韓国語でなく、敢えて日本語で唄うということ。
これまでの、特に1910年以降の歴史を踏まえれば、私達が重く受け止めなければならないのはもちろんのこと、朝鮮半島の平和と非核化について、本来我が国の果たすべき役割や、とるべき外交姿勢まで考えさせられますね。
このMVに映し出された、美しい風景を見ていると、いつしかまるで似ても似つかない、京都・東福寺辺りの鴨川沿いの景色と何故か重なってきますが、この話は稿を改めて書きたいと思います。