ローカル線の旅を味わう | 老眼で見た海外と日本

老眼で見た海外と日本

デジタルカメラと老眼で見た海外と日本の風景など

 近年、近隣地域で全国から脚光を浴びているのが、西隣に隣接する糸島市。人口160万人ほどの福岡市のすぐ隣、玄界灘に突き出た、所謂糸島半島である。

 平成22年、前原・二丈・志摩の3町合併により誕生した糸島市は、人口10万人ほどの規模である。脚光を浴びているのは「海と山の豊かな自然と、福岡市内から30分ほどの利便性の高い暮らしが叶う町」が人々を引き込む要因となっている。

 

 

糸島半島の容姿と観光地

 

 その糸島の中心地、前原(まえばる)までは、福岡市地下鉄地下鉄とJRの相互乗り入れにより電車の運行本数も多いが、筑前前原駅から西に向かう筑肥線は運行本数もぐっと減り、言うところのローカル線となる。

 

久しぶりにローカル線に乗ってみようと、小さな旅に出た。にっこり

 

 

JNRロゴ付きの懐かしい電車

 

筑前前原駅始発の西唐津駅迄の電車は全てワンマンで、車両も3両しか繋いでいない。その車両も古く、旧国鉄時代のJNRのロゴマークが付いたままになっている。びっくり

 

 

 

車窓からシーサイドビュー

 

 発車後、暫く内陸部を走っていた電車は、筑前深江駅を出てからは海岸線に沿って走り、初夏の海の色を堪能させてくれる。船 波

鹿家駅を過ぎると県境を跨ぎ、隣の佐賀県に入っている。

 名勝「虹の松原」の長い松並木を過ぎると、目的の東唐津に到着した。整備された駅ではあるが人一人いない!!!!  無人駅なのだ。

 

駅のホームから見る 鏡山

 

 

 ホテルに電話を入れて迎車を依頼、家から近いが、今日は新聞で見つけた「2024.4リブランドオープンした、オールインクルーシブのホテル」に投宿する事にしている。真顔

このホテルは丁度我々が大阪から帰ってきたころ、すなわち40年ほど前、バブルの頃にオープンした200を超える客室を持つ白壁のホテルだ。

 

 ホテル前の国道は幾度となく通過しているが、投宿するのは初めてである。近きがゆえになかなか宿泊とまではいかない。

 

 

ホテルの部屋から見える玄界灘

 

オールインクルーシブだから、チェックイン時に支払いを済ませればホテル館内は、ほぼすべてにおいて支払いの必要がない。口笛

ラウンジでウェルカムドリンクを頂いて部屋に入り、旅装を解くと窓外に広々とした海が展開。気持ちが安らぐ。口笛 口笛

 

レストランでのバイキングは高齢者向けなのか?(笑)(笑) 爆  笑 照れ 17時30分からオープンされる。   早い ビックリマーク ビックリマーク

自宅では5時過ぎに夕食なので、オープンを待ちきれずに🍴レストランに急ぐ。ニヤリ

 

 

9階のレストランから見る唐津城

 

 

 窓外に夕暮れの唐津城を眺めながら、バイキングを楽しむ。

品数は特に多くはないが、海の近くであり、生きの良い刺身、佐賀牛、黒豚等も喉元を通過していく(笑)(笑)

普段から飲まないがワイン赤ワインを少しだけ口にした。赤ワイン ニコニコ

 

お風呂が温泉ではないが、大きな湯船で解放感が良い。

湯上りの、リラクゼーションラウンジでの、冷えた甘酒の後味が忘れられない。叫び 目

 

家から1時間ほどの所に有る意外な施設に、今更ながら驚きを覚える。今まで遠くにばかり目が行っていたが、近くでも楽しめる所があることを再認識して、これからは「安・近・短」で楽しんで行こうと思うところである。ニヤリ 照れ ニコニコ