サッド カフェ【湘南平塚発:なぜこのような店名にしたのか?食事を楽しみながら考察してみた】 | kazuyaの取扱い説明書

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休日の食べ歩き
2020年11月下旬の食べ歩きレビュー

この日は夜になってウォーキングを開始
一旦駅前で夕食を済ませてから
本格的に歩く事にしましょうか

今日は南口エリアで食べる事にします
そうとなるとまだレビューで紹介していない
あのお店に行ってみる事にしましょうか


やって来たのはJR東海道線平塚駅南口から
西へ向かい徒歩1分ほどの場所にあるお店
『サッドカフェ』さん

 

 
 
創業20年を超える老舗のダイニングバーで、
週末にはLIVEイベントなども行うお店です

カウンター席、テーブル席、半テラス席も
用意されており、個人客からグループ、
カップルにも用途に応じて利用できるので
使い勝手の良いお店でもあります
 
 
2階にあるお店は人目に付きづらく、
入店難易度が高めではありますが、
それでも20年以上営業している実績は
流石の一言です


お店の雰囲気はどんな感じなのか、
どのような料理が提供されているのか、
早速試してみる事にしましょう
 
 
先客10名、後客4名
入口を入って右手にバーカウンターがあり、
左手のフロアにはテーブル席と半テラス席が
用意されていて40席ほどあるようです
ライブイベントも行うというくらいなので
空間的には意外と広めな印象でした

ジャンルは居酒屋を謳っているようですが
雰囲気的にはカフェとしてもイケそうです
ただ、以前はランチ営業もされていましたが
2022年現在は営業時間は夜のみのようなので
カフェバーやダイニングバーというのが
正式な表現となるでしょうか


・メニュー表
 
 
 
無国籍料理を提供しているお店って
色んな料理を楽しめるという利点もあるし、
料理の好みが違う人とも楽しめるので
グループ利用には特に良さそうですね
 
 
 
 
本格的なバーほどでは無いけど
ドリンクの種類も豊富な印象でした
クラフトビールも色々取り揃えていて
ビール党にも嬉しいお店です
 
 
 
 
 
●ローストポークの冷製

まずは前菜に注文しました
 
 
 
ローストポークは柔らかくてジューシー
塩胡椒、そしてバルサミコをサッと掛けて
とてもシンプルな味付けになっていますが、
その分豚肉の旨味が感じられて良いです
 
 
 

ハード系チーズがのせられたバゲットも
とても軽いので前菜に向いてました


●496(ヨンキュウロク)

 

スプリングバレー・ブルワリーが醸造する
クラフトビールとなっています
これはクラフトビールブランドを立ち上げる
キリンビールが手掛けたプロジェクトで、
これによって生み出された商品となります

 

 
甘味・酸味・苦みのバランスが良く、
エールタイプのビールの豊潤な香りと味わい、
ラガータイプのビールの淡麗のキレがあり、
なかなか美味しいビールです

スプリングバレーのビールは缶ビールでも
一般販売されているので気になる方は
ぜひお試しください


●トリッパのトマト煮
 
 
 
イタリア語で『第二の胃袋(ハチノス)』を
意味する言葉であるトリッパですが、
煮込み料理として提供されるのが定番で、
一般的にトマト煮込みのイメージが強いです

ハチノスは臭みがある部位でもあるので
下処理に手間暇が掛かります
煮込み料理なのである程度保存がききますが、
料理の注文が多いイタリアンバル等でないと
あまり見掛けない料理でもあります
 
 
トマトベースの出汁にしっかり煮込まれ、
爽やかな酸味がある味わいに仕上がってます
ふり掛けられた粉チーズがコクをプラスし、
ハーブがハチノスの臭みを取り除いてくれて
全体的に上手くまとめられていました

バゲットを浸して食べても美味しいですね


●赤ワイングラス


トリッパに合わせて赤ワインを頂きました
ミディアムなボディーで飲みやすい


●ラム肉のピンチョス
 
ソテーされたラム肉と野菜と一緒に
串に刺さった一皿です
 
 
 
そもそもピンチョスは
スペイン語で串や爪楊枝の意味があり、
スペインのおつまみ『タパス』の中でも
定番となっている串料理に使われています
 
 
 
ラム肉は柔らかくて臭みも無くて、
サッパリとした味わいなので
ペロッと頂けちゃう逸品でした

気軽に食べられるピンチョスを出してくれる
お店が個人的には欲しかっただけに、
これが定番化してるのはとても嬉しいです

京都のおばんざいのように
事前に作り置きしているイメージなので
お客さんが継続して注文してくれる事が
とても大事なんだと思います


●ネグローニ
 
 
ドリンクのカクテルメニューを見ていると、
ジン。。。カンパリ。。。
そしてカウンター越しにチンザノらしき
ボトルが置いてあるのが目につきました

これは、久々にマイ定番カクテルである
『ネグローニ』が出来るのではないかと
お店の方に尋ねてみたところ、
『出来ますよ』との事で作って頂きました

夏の夕焼けのようなこの美しい赤色は
眺めていると何だか心が和みます

ほろ苦い味わいのカクテルが好きなので
個人的には頼まずにはいられません


●赤エビのアメリケーヌ
 
 
 
海老の殻を炒めて作られた
アメリケーヌソースのパスタです
ベースはトマトクリームソースでした
 
 
 

海老を炒める事でその香ばしさと
独特の甘味が引き出されていて、
円やかなコクのあるトマトクリームと
海老の味噌のコクが相まって
濃厚な旨味を生み出しています

パプリカの甘味やキノコの風味も良く、
パスタはしっかりと噛み応えのある
仕上がりでした


無国籍で幅広いジャンルの料理を提供し、
カフェを謳ったお店ではありますが、
料理1つ1つの味はそれぞれの専門店に
負けない提供レベルにあると思いました

2階という立地は厳しい面もありますが、
駅の南口からすぐの場所にお店があり、
角地にあるので人目に着くとは思いますし、
店内も比較的にオシャレな雰囲気なので
デートにもグループ利用にも良さそうです

ライブイベント等も行っているようですし、
そういうイベントが好きな方は一度
伺ってみても良いかもしれません

以前から『SAD CAFE』の店名の由来が
とても気になっていました
あくまで私見ですがこんな感じでしょうか


アメリカのロックバンド:イーグルスの
1982年解散前のラスト・アルバム
「The Long Run」のラスト曲が
『The Sad Cafe』という曲でした

その曲では仲間達と過ごした日々の想い出、
夢や栄光、人生の中で大事にしてきたものが
詰まったサッドカフェが大事な場所であって、

またそこで再開を願うという内容でした

このお店もきっとそういうお店で
在りたいのかもしれませんね


【サッド カフェ】
平塚市八重咲町6-1 平塚南口駅前ビル2F
TEL 0463-671-672
17:00~25:00
火曜定休

 

 

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SAD CAFEカフェ / 平塚駅
夜総合点★★★☆☆ 3.4