フレデリック カッセル【東京銀座発:直球ど真ん中勝負を仕掛けてくるミルフィーユとは?】 | kazuyaの取扱い説明書

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ライフワークとなっている食べ歩き、サッカー、フットサル、その他の趣味や行動について語っていきます☆

平日仕事休みの食べ歩き
※7月下旬の食べ歩きレビュー

『雪ノ下銀座』を後にして
次はどこへ訪問してみましょうか

夕方までこの近辺に滞在してから
1軒飲み屋に立ち寄って飲んで帰ろう
というのが当初の目論見だった訳ですが
このペースで食べ歩きをしていると
夕方までもたなくなってしまう(笑)

少しどこかで時間を潰してから
再度食べ歩きをするという案もアリですが
まだまだ時間が有り余っている

この日はそういう気分にもなれなかったので
イートインしていくお店は諦めて
テイクアウトグルメに狙いを絞って
お店を回って帰る事にしましょう

まずやって来たのは『アメリカン』さん

こちらは極厚サンドイッチが人気のお店で
TBS系の番組『人生最高のレストラン』
において芸能界のパンの女王の呼び声があり
雑誌のパンコラム等の執筆をしている
女優の木南晴夏さんが紹介していた
人生最高のたまごサンドイッチの店なのです

基本的には喫茶店スタイルのお店なので
イートインしていく事も出来るのですが
イートインは常に行列が出来てしまうので
テイクアウトのサンドイッチに狙いを絞って
今回は伺ってみたのですが午後の13時半で
ショーケースの中身は既に空っぽでした

。。。また次回に訪問する事にしましょう

どうせならパンに狙いを搾ろうかと思い
1927年創業の銀座エリアの老舗店で
元祖ポテトコロッケとして知られている
『チョウシ屋』にも伺ってみたのですが

商品は売り切れては無かったものの
人気の商品はあまり残ってはいないようで
こちらも今回は断念する事にしました

さてどうするか。。。
人気のお店は午後から行動しても遅過ぎる
もうサンドイッチやドッグは諦めて
あのBM店へ訪問してみましょうか

やって来たのは東京メトロ銀座線、丸ノ内線
、日比谷線の銀座駅と地下で直結している
『銀座三越』のB2Fフロアに出店している
『フレデリック・カッセル』さん


カッセル氏はフォションで修行後に独立した
フランスのパティシエで、2010年フランスで
ベストミルフィーユに選出されたり、

2013年に世界20カ国の代表が集うコンクール
『クープ・デュ・モンド』において
監督としてフランス代表を率いて
優勝を収めた実力者なのです




以前からこちらのミルフィーユに注目し
紹介したいと思っていたのですが
夕方近くになると大抵売り切れてしまうので
なかなか試す機会に恵まれませんでした

本当は『アメリカン』へ伺う前に
一度こちらに足を運んでミルフィーユが
売り切れていない事を確認していたのです
今回は無事に購入できてよかったです

今回買って帰ったケーキは以下の通り

・ミルフィユ・ヴァニーユ
・タルト アプリコ・ジャスマン




早速帰りの電車の車内で頂きました


●ミルフィユ・ヴァニーユ


店のスペシャリテとして提供されています



高級なタヒチバニラをふんだんに使用して
バニラの風味がとても強くしっかり甘味の
ある滑らかな食感のカスタードクリームは
濃厚なのに食べ飽きない上品な仕上がり

フランス産の小麦粉と
シャラント・ボワトゥー産AOCバター
『レスキュール』を使って3日間かけて
焼き上げているサクサクのパイ生地のは

表面にはキャラメルをコーティングさせて
香ばしさとほろ苦さがプラスされており
クリームとの相性が抜群でした

一般的なミルフィーユって
イチゴなどのフルーツが使われていて
ミルフィーユ本来の生地とクリームを
楽しむような仕上がりにはなってませんが

ミルフィユ・ヴァニーユは生地とクリーム
だけのシンプルな構造なのですが
生地の食感や香ばしさ、クリームの風味や
甘味、コクなどをシンプルに楽しむ
作られているのが分かりました

余分な無駄球を投げたりせずに
ど真ん中直球勝負をしているケーキでした

全体的にはしっかりとした甘さがあるので
『甘さ控えめのケーキが一番!』だと
考えている方には向かないかと思います
でもこの濃厚なケーキはレベル高いです


●タルト アプリコ・ジャスマン



こちらのお店では月替わりでテーマを決めて
作られた限定スイーツを提供するという
『インスピレーション』があります

7月のテーマとして提供されている
タルトケーキがこちらのケーキです


香ばしく焼き上げられたタルト生地の中に
ビスキュイとアプリコット(杏子)のロティ
(コンフィチュール)が重ねられており
ジャスミンの香りを加えたのクリームと
アプリコットのコンポートが乗っています

ジャスミンの華やかさとアプリコットの
甘酸っぱさがあって想像以上に
スッキリとした味わいに仕上がってました


ミルフィーユを食べる機会は少ないですが
フルーツも使わずシンプルに作られてますが
濃厚でリッチなケーキに仕上げている点は
素晴らしいと感じました

前述している通り甘さ控えめな人には
あまり受け入れられないかもしれませんが
パイ生地やカスタードクリームそれぞれの
出来栄えだけでなく、両者が合わさった時の
相乗効果も計算されている点に驚きました

ケーキ1点700円オーバーと高め設定ですが
大きさは街のケーキ屋の1.5倍くらいあり
ケーキの出来栄えから考えると決して
高いとは言い切れないレベルにありました

また近くを食べ歩く機会があれば
必ず立ち寄ってしまう魅力あるお店でした


【フレデリック・カッセル 銀座三越】
中央区銀座4-6-16 銀座三越B2F
TEL 03-3535-1930
10:30~20:00
不定休
 ※銀座三越に準ずる


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フレデリック カッセル 銀座三越ケーキ / 銀座駅東銀座駅銀座一丁目駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8