休日の食べ歩き
※2月下旬の食べ歩きレビュー
昨日レビューした『すみれ』の後に
立ち寄ったお店があるのですが
諸事情により後日紹介したいと思います
先にこちらのレビューを書かせて頂きます
永年勤続の休暇に入りました
どこか旅に出ようかと思ってましたが
忙しさのあまり計画する時間が無かったので
旅行に出掛けるのは止める事にしました
全く時間が無かった訳では無いのですが
超綿密なスケジュールを立ててから
旅行に出掛けるスタイルの自分としては
致命的なほど時間が無かったという話です
休みの期間中は数日だけ食べ歩きをして
後は家でレビューを書くなどしながら
ゆっくり過ごす事にしました
年中急か急かと動き回っている自分としては
この休暇はとっても貴重なものになりそう
さて、まず休暇初日ですが
地元のお店を回る事にしました
食べログ上に登録されているお店だけでも
約1430軒(2019年4月現在)もあるのです
現時点でレビューしているお店は
まだ219軒しかありません
実際、コンビニやチェーン店など
個人的には攻略対象外のお店があるとはいえ
仮に攻略対象のお店が1000軒だったとしても
まだ5分の1しか訪問出来てないのです
もっと地元のお店のレビューを
紹介していかねばなりませんね
さて、この日は昼前に自宅を出発しました
先日も攻略しようと思いつつ断念したお店
『一粋』さんへランチ訪問したのですが
事前に下調べしておいた営業時間になっても
お店が開く気配がありません
う～ん、情報が間違っているのか
年配の店主さんがやってる店だけに
営業日や営業時間にブレがあるのかも
暫く待ってみましたがお店が開く気配は無く
近くの店へお菓子を買いに行く事にしました
やって来たのはJR東海道線平塚駅南口から
南西へ向かい徒歩5分ほどの場所にあるお店
『コンディトライ バッハマン』さん
1976年創業の老舗洋菓子店で
スイスのルッツェルンにある洋菓子店
『バッハマン(Confseur Bachamann)』の
店名を譲り受けた唯一の姉妹店となってます
オーナーシェフの渡辺洽氏は
バウムクーヘンの最高巨匠である
ドイツマイスターを取得している実力者で
お店のバウムクーヘンは世界洋菓子博覧会や
ドイツDLGにて金賞を受賞しています
年季と貫禄が漂う店構えですね
早速入店しました
先客無し、後客1名
お店には女性店員さんが1人いました
バウムクーヘンが有名だと言っても
勿論それだけを売っている訳では無いので
その他の商品も物色していきましょう
今回買って帰った商品は下記の通り
・ドレスデン風バウムクーヘン(一段)
・ヴァニラクレームクーヘン
・ヘルツ
・湘南フルーツケーキ【無花果】
・湘南フルーツケーキ【レーズン】
買い物を終えて『一粋』へ戻ってみましたが
まだお店が開いて無いようだったので
近くの村井弦斎公園まで移動して
生菓子だけ先に頂く事にしました
●ヴァニラクレームクーヘン
ふわふわの生地で食感はとても良いです
ヴァニラビーンズを効かせたクリームで
安定した美味しさがありました
最近の洋菓子店では在りがちな商品ですが
専門店で買うには手頃な価格でもあるので
人気の程を窺い知る事ができます
その他の商品は自宅に持ち帰って頂きました
●ドレスデン風バウムクーヘン(一段)
言わずと知れたお店の看板商品です
しっとりとした甘さ控えめの生地で
香ばしいアーモンドの風味と味わいと
微かに感じるシナモンの風味が特徴の
バウムクーヘンとなっていました
外側から内側まで一貫してしっとりさせて
いるのが特徴的となっています
昨今、『ねんりん家』や『冶一郎』、
『クラブハリエ』など洋菓子店だけでなく
バウムクーヘンに特化したお店が乱立し
そのレベルはどんどん上がっています
しっとり系の代表格である『冶一郎』の
バウムクーヘンはしっとりとしつつも
とてもきめ細やかで滑らかな食感もあり
口の中がパサつかないところが人気です
こちらのお店の商品の特徴も
冶一郎と同じような方向性にあるものの
ベクトルそれぞれの評価においては
少しずつ物足りなさが感じられました
●ヘルツ
ハートクッキーにガナッシュを合わせた商品
ガナッシュの味わいを損なわないように
クッキーに使用されているバターなどは
控えめになっているような気がしました
コーヒーに合いそうな商品ですね
●湘南フルーツケーキ【無花果】
無花果の果肉が入ったパウンドケーキです
一般的なパウンドケーキとあまり差は無く
しっとり生地で美味しいですね
●湘南フルーツケーキ【レーズン】
レーズンの果肉が入ったパウンドケーキです
こちらも上記の同様の印象でした
オーナーシェフは洋菓子職人として
黄授褒章や現代の名工等の賞も受けている
実力者であることは疑う余地もありません
しかし世界的に評価を受けた商品があると
どうしてもその商品を一新する事が難しく
いつまでも過去の栄光を引きずって
しまいがちになるという事実もあります
もしかするとヨーロッパのトレンドとは
違う方向に進んでいるかもしれませんが
前述に述べたように昨今の日本のクーヘンの
レベルは日増しに上がって来ています
あくまで日本の地で営業している以上
海外では無く国内のお客さんの評価を得て
その商品が活きるのではないでしょうか
知名度もあり土産物には向いているので
団体利用などはあるのかもしれませんが
地元でほとんどこちらの話を聞く事が
稀な状況になっているのも寂しいものです
現行のクーヘンはそのまま継続するとしても
改良を重ねた新商品を開発してもらいたい
もう一花咲かせて頂きたいものだと
感じさせられたお店でした
【コンディトライ バッハマン】
平塚市八重咲町24-28
TEL 0463-23-5210
09:00～20:30
不定休
※月1日 火曜日休み
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コンディトライ バッハマン （バームクーヘン / 平塚駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.3