松江 和らく【島根県松江市発:山陰の食材を色んな形で提供するお一人様でも安心の日本料理店とは?】 | kazuyaの取扱い説明書

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ライフワークとなっている食べ歩き、サッカー、フットサル、その他の趣味や行動について語っていきます☆

山口→京都山陰横断ツアーの食べ歩き⑳

『出雲大社』を後にして
これから近隣の寺社仏閣を巡ります

まず目指したのは出雲大社の北側に位置する
日本海沿岸にある神社『日御碕神社』です
主祭神は天照大神と須佐之男命です
 

 
伊勢神宮が日本の昼を守る神社、
日御碕神社は夜を守る神社とされていて
『日沈の宮』とも呼ばれています
 

 
島根・鳥取両県の20の神社仏閣が神仏や
宗派を超えて連携して出雲の国に古くから
残る人と人とのご縁を尊ぶ心、和の心の
大切さを世界に向けて発信していこうという
趣旨の基に設立された『社寺縁座の会』
という会があります

この20の神社仏閣を出雲國神仏霊場と称し
こちらの神社が第二十番目となっています

出雲地方を大きく8の字を描いて巡って
いただこうという壮大なラウンドルートで
四国のお遍路のようなものですね
流石に長い道程なので今回はやりませんが

お参りを済ませてから御朱印を頂きます
そして実はこちらの神社ではもう1つ
買っていく物があったのです

それは。。。
『御神砂守』という御守りです

これ、どういうご利益があるかというと
『何かあった時にこのお守りを握る事で
色んな事から守ってもらえる最強の厄払い
の御守り』なのだそうです

そしてもう1つ書かねばならない事は
実は他の御守りやお札などと一緒に
表に並べられていないのです
これは神職の方に『砂の御守りを下さい』
と告げなければ頂くことが出来ません

3種類あると聞いていたのですが
1種類在庫がなかったのでしょうか
2種類あるとの事なので両方頂きました

果たしてスーパーマリオのスーパースターや
ドラゴンボールの仙豆的な無敵ぶりを
発揮してくれるのでしょうか?(笑)
お土産に買って行っても喜ばれそうですね

『日御碕神社』から次の目的地へ
車まで向かおうとした時に
突然の豪雨が降って来ました

風は強くありませんでしたが
雨だけで言えば台風レベルの雨です
この日は朝から雨予報になっていて
出雲大社でも降りは弱かったですが
小雨程度の雨は降っていました

それにしても集中豪雨にも程がある感じです
傘を持っていたのと先を急ぐ旅なので
車まで駆け込む事にしました
まぁ道路も川のようになっていたので
比較的びしょ濡れになりました
 
移動している内に乾くだろうという算段で
次の目的地に移動しました

やって来たのは須佐川のほとりにある
『須佐神社』です
 

 
 
日本神話に登場する神であり
ヤマタノオロチを退治した英雄である
須佐之男命に関わりが深い神社です

須佐之男命がここへ来て最後の開拓をし
『この国は小さい国だがよい国だ。
自分の名前は岩木ではなく土地につけよう』
と言ってこの地を『須佐』と命名し
自らの御魂を鎮めたとされています

須佐之男命に関わる神社は数多くあれど
唯一須佐之男命の御魂を祀る神社なのです
ここも参拝しない訳にはいきません

境内はあまり広く無かったので
参拝を済ませて御朱印を頂いたら終了
1時間かけてやって来たのにあっさり終わり
ちょっと消化不良気味ではありますが
急ぐ旅なので次へ向かいましょう

次にやって来たのは『一畑薬師』です
 
 

禅宗(臨済宗妙心寺派)のお寺で
一畑薬師教団の総本山でもあります
『目のお薬師さま』としても有名で
境内には『目玉のおやじ』の像もありました
 

 
それにしても想像していた以上に
とても立派なお寺でした
急ぐ旅でなければもう少し境内を
散策したいと思うような豪華さです

参拝を済ませて御朱印を頂きました

ずっと観光続きでしたが
次は松江に向かって昼食とします

1時間くらいの移動をしては観光の繰り返し
運転と観光(休憩)のタイミングはちょうど
良い感じだったかもしれませんが
何も食べずに行動するのも限度があります
 
一旗薬師からは暫く延々と下りが続き
車は滑り台に飛び乗ったかのように
放っておいても加速していきました
加速し過ぎないよう注意が必要ですが
思わず一般道では無いこういう道を
自由に走ってみたいと感じてしまいました
 
やって来たのはJR松江駅北口から北に向かい
徒歩5分ほどの場所にあるお店
『日本料理 松江 和らく』さん



山陰各地から集められた旬の食材を扱い
店内に設けられた生け簀で鮮度抜群の魚介を
提供する日本料理店となっています


お店の前に車を停めて早速入店しました

店員さんに1名の旨を伝えると
こちらで暫くお待ち下さいと言われ
入口脇の部屋へ案内されました


ソファやら椅子やら結構広い部屋ですね
グループならまだしも一人でここで待つ方が
何だか落ち着かない気がしました

暫くしてカウンター席に案内されました
1階にはカウンター席と奥に座敷?があり
2階や3階にも個室や宴会場などもあるので
かなりの大箱店となっています


カウンターの目の前には生け簀があり
期待感で胸が膨らみそうになります


カウンター席には先客のお客さんがおり
それぞれ女性一人で食べに来られたようです
恐らく観光で来られたんでしょうね
 

・メニュー表
 






松茸や牛肉などにも惹かれましたが
予め注文するメニューを決めていたので
初志貫徹で行く事にしました

ついでにしじみが有名な宍道湖近くなので
しじみの味噌汁も頂きました
 

●かに花籠膳


境港産の紅ズワイガニを調理して
天ぷら、茶わん蒸し、寿司、かにすき鍋など
フルラインナップでカニ料理を堪能でき
その他にお刺身もついてくるという
豪華なランチ限定の料理となっています




松葉ガニの漁は11月より解禁されるので
旅をした10月では食べられないのですが
紅ズワイガニの漁は9月から行われており
これは食べることが出来るのです

因みに、漁の解禁シーズンは
松葉ガニは11月~3月
紅ズワイガニは9月~6月となります



紅ズワイガニはカニクリームコロッケなど
加工用の原料として活用されるカニで
境港が水揚げ日本一となっています




身には水分が多くて甘味はあるものの
水分が抜けてしまうと身が縮んでしまい
松葉ガニと比べると身の詰まり方や
凝縮された風味と旨味は劣ってしまいます

とはいえ、それでもカニはカニなので
観光ついでに頂く料理としては
これでもそれなりに満足できそうです
但しボリュームがある訳でも無いので
女性向きなランチメニューかもしれません


●しじみ味噌汁


宍道湖産のしじみを使った味噌汁です
しじみが沢山入ってます

ちょっと身が小ぶり過ぎるので
しじみの身を食べたい人には向きません

味噌汁はしじみの旨味がよく出ていて
とても濃くて美味しい味噌汁になってました

しじみはアミノ酸の一種であるオルニチンを
豊富に含んでいるので肝機能を向上させ
毒素を体外へ排出するのを助けてくれます
アルコールの排出も助けてくれるので
二日酔いにも良いとされていますね

個人的には今までに2回くらいしか
二日酔いになった事はありませんけど。。。

またオルニチンにはストレスを軽減する
作用もあるそうです
その他にも鉄分、カルシウム、ビタミン、
タンパク質など栄養素がたっぷりあるので
栄養補給や精神安定には優れた食材です


『日本料理店』というジャンルで考えると
一人では少し通いづらいかもしれませんが
お一人様でも安心して料理を味わえる場所を
提供できているところは素晴らしいですね

生け簀前のカウンター席は広々していて
他のお客さんが気になるような距離で
食事をしなくても良いのは良かったです

観光客が臨むような料理のラインナップを
豊富に取り揃えているお店なので
グループ内で食べる料理に意見が分かれても
ここにはある程度の選択肢が与えられます

ただの大箱店に留まっていないところに
このお店の良さがあるような気がしました

次回は松葉ガニのシーズンに行きたいなぁ


【日本料理 松江 和らく】
島根県松江市御手船場町565
TEL 050-5590-3530
11:30~14:00
17:30~22:00
年末年始のみ休み
 

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日本料理 松江 和らく郷土料理(その他) / 松江駅

昼総合点★★★☆☆ 3.4