約10年前…。
医師
「平均余命14カ月です」
そう言われたあの日から…、
私はひとりで、
小さくて弱い…
まだまだ幼い娘2人を
守らなくてはならなくなりました
パパが死んじゃうかもしれない
そんな絶望的な中でも、
幼い子ども達には関係なく…
「ママ〜、
おしっこ〜」
「ママ〜、
だっこ〜」
「ママ〜、
おなかちゅいた〜」
「ママ〜、
おかちたべたい」
「ママ〜、
ひじ〜」
長女は、私の肘を触りながら寝る癖がありました
「ママ〜、
あご〜」
次女は、私のあごを触りながら寝る癖がありました
状況なんて関係なく、
欲求を訴えてくる子どもたち
目の前で、
自分の旦那であり、
子ども達のパパの命が
尽きてしまいそうな私にとっては…、
そんな子どもの存在が、
重荷だと感じたことも…
正直あった
認知症状態で、
理性を失ってしまった旦那の介護中…
子どもに当たってしまったこともあった
想いをぶつける場所が…
「子どもが居なかったら…」
そんな酷いことが、
頭によぎったこともあった
子どもが可哀想でならなかったんだ。
パパが死んでしまう家に産んでしまったこと…。
こんなに幼い時に、
我慢や悲しい想い、寂しい想いをする子として
産んでしまって…。
こんな家庭なら…、
この子たちは、
生まれてこなければ良かったのではないか
そう思って…
涙を流していたこともあった
私ひとりで、
育て、成長させ、自立させ…
なければならない存在。
私ひとりで、
守らねばならない弱くて小さい存在。
私が居なければ…ダメな存在。
そう思って…、
1日1日を、
ただひたすらに生きてきたら……
10年経った今、
ふっと気付いたら…、
私を守ってくれる
強くてたくましい存在へと…
変わっていた
私に代わって、
神旦那様に文句を言ってくれたり…←長女
「もっとママを大切にして!」
とお説教してくれたり…
神旦那様、怒られてばかり笑
次女
「ママ、い〜い⁈
Instagramはね、
どんなことを伝えたいかを
わかりやすく表現するんだよ」
と…、
SNSについて教えてくれたり…
2人で仲良く、
買い物に行ったり…、
お菓子を作ったり…
私が困っている時は、
全力で助けてくれる、
頼れる存在になっていました。
誰よりも私を理解してくれていて…、
ダメ出しも、
褒めてもくれる存在
もし、今…、
ひとりでお子さんを育てていらっしゃる方!!
今は大変なこともあるかもしれないないけれど…
いつか必ず、
支えてくれるような頼もしい存在になってくれますからね
大変なのは、
一生は続きませんからね
愛が必ず…、
自分を支えてくれます
自己紹介<ご案内>
私のブログは、
15年前に兄を自死で亡くしたこと…
そして…、
約10年前に旦那が
悪性脳腫瘍グレード4、神経膠芽腫を発症した時からを振り返りながら、その時の状況と自分の気持ちと向き合いながら書き綴っているブログです。
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「住宅ローンが0円になるね」脳腫瘍で余命14カ月の32歳夫が開頭手術前に見せた最後の笑顔
「頭蓋骨が外れたままの夫」献身介護の30代妻を尻目に「前の彼女だったら…」と責め続ける義母の冷酷
著書
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