私の天国の旦那は、
悪性脳腫瘍だと、
医師から言われた時には…
すでに正常な理解力を
失っていました
だから…、
病気がわかってから
17カ月後の死ではありましたが…、
その間の…、
「旦那の言葉」が…
ないのです
「旦那の言葉」とは…、
旦那の本来の言葉。
正常な認知力や理解力の旦那が、考え、想いを表現した言葉。
そんな「旦那の言葉」が…、
私には、
１つも残っていません
うちの旦那の場合は、
まったくの突然の死…、
ではありませんでした。
病気がわかった時点で、
「2年は生きられないだろう」
と、医師から言われていましたから…、
もしかしたら…
ということは、
わかっていました。
それから…、
17カ月も、
一緒に居られる時間を、
いただきました
一緒に居られる時間をいただいただけで、
十分、感謝の気持ちを
感じてはいるのですが…
フッと、
その17カ月間を振り返った時に…、
私は気付いたのです
「旦那の言葉」が…
ないことに
旦那は、
病気を、
どう捉えていたのだろうか
旦那は、
私に対して、
どう思っていたのだろうか
旦那は、
子ども達に、
どんな言葉を伝えたかったのだろうか
旦那は…、
義母に対して、
どう思っていたのだろうか
旦那は、
この自分の運命を…、
どう思っていたのだろうか
生きていたけれど…
聞けことが出来なかった、
「旦那の言葉」
旦那は、
何を思い…
何を考え…
何を伝えたかったのだろうか？
今はもう…、
想像することしか出来ないけれど…、
「旦那の言葉」が聞きたい
命があっても、
伝えられない状態、
表現したくてもできない状態になることも…、
あるのです。
だからこそ、
私は言葉を残したい
自分の想い、
大切な人への想いを…
沢山、残して生きていきたい
そんな想いもあって…、
私は毎日、
ブログに自分の言葉を残し、
日常生活においても、
なるべく言葉で伝えることを…、
意識しながら、
生きています
もしかしたら…、
あなたの言葉を待っている方が…
いらっしゃるかも
しれませんよ
言葉って…、
人の支えに、
なりますからね
自己紹介<ご案内>
私のブログは、
15年前に兄を自死で亡くしたこと…
そして…、
約10年前に旦那が
悪性脳腫瘍グレード4、神経膠芽腫を発症した時からを振り返りながら、その時の状況と自分の気持ちと向き合いながら書き綴っているブログです。
現在、
看護師・グリーフカウンセラー
Amebaオフィシャルブロガーとして活動している
かずママと申します
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｢頭蓋骨が外れたままの夫｣献身介護の30代妻を尻目に｢前の彼女だったら…｣と責め続ける義母の冷酷
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やさしい旦那が33歳で余命宣告されました～人格を変えた悪性脳腫瘍との闘い
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