「パパが…、
あと1年しか生きられないかも…」
そう、医師に告げられてから…、
パパは17カ月間、
生きてくれました。
病気がわかった時、
幼稚園すら入っていなかった次女は…
幼稚園の年少さんになり…、
幼稚園児だった長女は、
小学校に入学していた
17カ月…
普通の時なら…、
あっという間のように感じる
短い時間かもしれないけれど…、
あの時の私たち家族にとっては…、
濃厚な17カ月であり、
娘たちも、
確実に成長してくれた。
パパからしたら、
「まだまだ成長を見ていたいよ〜
」
という気持ちだと思うけれど…、
2歳でお別れではなく…3歳。
5歳でお別れではなく…6歳。
たったの1歳だけれども…、
パパは最期の力を振り絞って、
懸命に生きてくれた
娘たちと…、
1日でも長く、
一緒にいるために…
娘たちの…、
成長していく姿を、
1日でも長く、
見るために…
パパはおそらく…、
がんばってくれたんだ。
必死だったと思う
100%以上の力を振り絞って、
最期の時まで、
生きてくれたんだ
17カ月なんて…、
短いかもしれない
たったの…
17カ月…かもしれない
でも…、
あんなに大きな腫瘍が頭の中にできて…、
4回も開頭手術をして…、
放射線治療に…、
亡くなるほんの少し前まで、
ずっと頑張ってくれた、
2種類の抗がん剤治療…
本当に過酷な17カ月間を…、
パパは生き抜いてくれた
できれば…、
もっと生きていて欲しかったけれど…
でも…、
パパがあれ以上、
苦しむのは嫌だ
パパは…、
全身の力を全て使って…、
生きて…
生きて…
生き抜いたんだと思う
そう納得できるようになったから…、
今ではそんなパパを…、
私は誇りに思います
まだ…、
娘たちとは、
そんな話はできていないけれど…、
もう少し大きくなったら、
パパがどれだけ頑張ったのか
パパがどれだけ凄いのか
を…、
伝えていきたいなぁ〜
と、思っています
あなた達のパパは、
弱いから死んじゃったんじゃないんだよ
あなた達のパパは…、
強いから、
あんなに生きてくれたんだよ
って…
パパ〜！！
安心してね
娘たちには、
ちゃ〜んと私が、
伝えていくからね〜
現役看護師でグリーフカウンセラーのかずママです。
Amebaオフィシャルブロガーとして
自分の死別経験や、死別後の反応、グリーフについて綴っています。
私だからできるケア。私にしかできないケアを、お届けします。
私のブログは、
15年前に兄を自死で亡くしたこと…
そして…、
約10年前に
旦那が悪性脳腫瘍グレード4、
神経膠芽腫を発症した時からを振り返りながら、その時の状況と自分の気持ちと向き合いながら書いているブログです。
死別や闘病記録以外にも、
看護師、ママ、女性、起業家…
さまざまな視点から記事を書いています。
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