大切な存在を亡くした後の心は、
とても複雑だ
兄の死を話せば…、
「なんで死んじゃったの?」
と、聞かれ…
自死だと話せば、
「可哀想…」と同情され…
夫が35歳で亡くなったと話すと…、
「お子さんは?
お子さんはいるの?」
と聞かれて…、
「3と6歳の娘がいます」
と答えると…、
「可哀想に…」
と、言われる。
同情、あわれみの顔や言葉は…、
心が苦しくなるばかりだったけれど…
でもね、
まったく気にされないのも…
なんだかとても寂しいしむなしい
腫れ物に触るように扱われるのも…、なんだか申し訳ない気持ちになる
まぁ、腫れ物なんだけどね
深いグリーフ(死別後の悲嘆)を抱えた人の心は…
複雑だ。
もしかしたら一見、
わがままのように見えるかもしれないけれど…
大切な存在、
自分の一部のような存在、
自分のすべてのような存在、
自分を支えてくれていた大きな存在を失うということは…、
それだけ心が混乱するのだ
これは…、
もしかしたら、
いざ、経験をしないと
わからないことかもしれない
混乱した心。
あんな状態になったのは…、
人生ではじめてだった
なんせ、
自分でも自分のことが
まったくわからなくなったのだから…
そりゃパニックでした
自己紹介<ご案内>
私のブログは、
15年前に兄を自死で亡くしたこと…
そして…、
約10年前に旦那が
悪性脳腫瘍グレード4、神経膠芽腫を発症した時からを振り返りながら、その時の状況と自分の気持ちと向き合いながら書き綴っているブログです。
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◆ 2021.10.23 プレジデントOnlineに掲載されました
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「頭蓋骨が外れたままの夫」献身介護の30代妻を尻目に「前の彼女だったら…」と責め続ける義母の冷酷
著書
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