アメリカ合衆国で最も影響力のあるNGO団体・アメリカ自由人権協会・ACLUは
顔認識アプリのClearview AIをプライバシー権の「前例のない違反」として提訴しました
Clearview AIの顔認識アプリは、AppleがブロックしそのアiPhoneアプリの 利用を実質的に禁じられたことで有名です
Clearview AIの顔認識は全国の法執行機関が使用する顔認識ツールです アメリカ自由人権協会は
2008年イリノイ州生体認証情報プライバシー法に違反していると主張
これに対してClearview AIはアプリは「顔の検索エンジン」として容疑者の特定と
犯罪の解決を支援するために警察に販売された調査ツールであることを強調しています
Twitter、Google、Facebook、その他のテクノロジー企業は、Clearviewの停止と中止を主張
バーモント州の法務長官はまた、データプライバシー違反の疑いでClearviewに対して訴訟を起こしました
アメリカ自由人権協会が問題視しているのが「画像を収集するClearviewの慣行に問題を 提起するのではなく、
写真付きの個人の同意なしに、同社がこれらの画像を使用して バイオメトリック識別子を収集していること」です
GoogleMapのように、知らないうちに顔写真をとられてそれが警察、裁判所、銀行、 金融機関の
様々な判定やスコアリングのデータベースになっているようです
