終わったが終わっていない | バレーノ備忘録

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ひたすら漕ぎまくれ~『自転車最高!』


5月10日に母親が亡くなってから6日
少し振り返ると
5月10日午後11時49分に亡くなり
その日のうちに母が帰りたかった実家へ帰宅

5月11日 納棺の儀

1時間ほど仮眠をしてから、再び実家へ

午前中には納棺師が来て、死装束を着せてくれた。

これで旅に行ける照れ


5月14日   火葬 9時30分〜

3日間、実家で過ごした母は、いよいよお空へ羽ばたく日を迎える。
火葬場の職員がスイッチを押すと鉄の扉が開き、母の棺が乗った棺台が扉の中に入って行く。
そして、扉が静かに閉まる。
さよならタラー

約2時間でお骨になり、お骨上げを参列者と一緒に行う。
もう人の温もりを感じることの出来ない真っ白な骨になって出てきた。
不思議なもので、骨を見ても悲しい気持ちが薄らいでいるのは何故だろう?

5月14日 通夜 18時00分〜

その日の夕方にお通夜
故人の意思で親族のみの家族葬で執り行う。
それても弔問者はそれなりにいる。
お経が読まれ
参列者全員で焼香をし
最後は喪主の父の代わりに自分が挨拶をする。
挨拶文は事前に考えてきたが、
いざ話始めると涙が溢れて字を読めなくなった。
自分でもびっくりするくらい泣いてしまったえーん

5月15日 葬儀 12時30分〜

翌日はお昼から葬儀
昨夜の通夜の半分ぐらいの参列者
葬儀の後は取越法要を行い終了
通夜に比べると事務的に対応している感じで、昨日ほど感傷的にならなかった。


5月15日 納骨 13時00分〜

葬儀が終了して、そのまま、お墓のあるお寺へ移動

お墓の重い石を動かして、カロートと言う空洞に遺骨を納める。

このお墓は改葬しているため、遺骨はない。

そう言う意味では、母が第一号になる。

最後にお経を読んでもらう。


終わる

亡くなってからわずか5日間の出来事だ。

今回の母の死に携わり、人間って儚い生き物だと改めて思った瞬間だった。


これで一通りの仏事は終了となる。


あとは役所関係の手続き、実家の整理など、やる事は山ほどある。


一応、終わったが終わっていないウインク