銀杏が綺麗に色づくシーズンとなりました。
関西と関東では
菓子の表現のしかたに
違いがあります。
関西では抽象的に表現し
関東は具象的に表します。
具象的とは
そのものの形を
表すこと。
抽象的とは
具体的な形をとらずに
性質や要素を簡略化したり
ときに誇張したりします。
たとえば
銀杏(イチョウ)をテーマに
菓子を作るとして
銀杏の葉そのものを
作るのが具象的な表現
ですよね。
対して抽象的なら
銀杏の黄色と秋空の青
の2色を使うとか
落ちた銀杏の葉を
踏む音を形にするとか
が考えられます。
ただし抽象的=関西 は
お茶席の主菓子について
一般的に言えることで
お干菓子の場合は
具象的な表現を取ります。
あなただったら
どんな「銀杏」のお菓子を
デザインしますか?