艦船模型製作記 -15ページ目

マストトップ

マストトップ工作です。


キットはプラ部品ですが、マスト、ヤードとも真鍮線に置き換えます。



半田付けと瞬間接着材で組みました。




半田は融点の異なる2種類を使用しています。


メインの大きい部品は融点の高い半田を使用します。

小さい部品は融点の低い半田を使用します。


こうすることで取付済みの部品が熱伝導により外れてしまうことが少なくなります。

どうしても近い場合は、濡れティッシュで熱伝導を防止するためにくるんだりすることもあります。



マスト先端部分に信号灯と避雷針、風速計を付けました。

信号灯はクリアパーツの伸ばしランナーです。

風速計は適当な十字型を切り出し0.2mm真鍮線を半田で付けました。

避雷針も0.2mm真鍮線です。






↓ 比較参考用にディティールアップパーツスーパーの箱の写真です。






マスト組み立て

後部艦橋から伸びるマストとデリッククレーンの組み立てです。


クレーンは特に難しいところはありませんでした。






マストのヤードは細かい部品がいくつも組み合わさります。


部品単位の組み立ては半田付けを行い、全体の仮組みすり合わせ時に、多少力を加えても外れないように強度を持たせました。


本付けは瞬間接着剤とエポキシを使用しました。



ここの組み立て難易度はけっこう高いです。




船体グレー塗装

船体グレー塗装をします。


まずは舷側のみサフ吹き、ブラシで吹き、凹みや傷が無いかだけ確認。

鑑底色との段差が少しあったので#1000のペーパーでなでてやりました。





その上に濃いグレーを塗り・・・






淡いグレーを全体に塗り重ね、エッジには少し強めに吹いて陰影をつけます。




マスキングをはがして完成。

3日掛けて貼ったマスキングは剥がすのは1時間(T_T)








室内照明のみでフラッシュを焚いてないので写真ではいまいち解りませんがグレー2色使いは良い雰囲気が出ました。


完成したら照明をあてて撮影します。


手摺取付

外周をぐるりと取り囲む手摺を取り付けました。













他にプロペラブームのエッチングをこの段階で付けました。








ダビットは舷梯との取り合いがあるので後回しにします。


左舷クレーン動力室上にある小さいフェアリーダー取付指示が、インストに無かったのを発見したので付けました。







手摺は曲げると付けるのが大変になるので曲げないように、切り出す際に注意しましょう。



エッチングの切り出しはオルファのデザインナイフプロを使っています。

刃の切れ味が悪くなると押し切りになり、曲げてしまうことになるので、少しでも切れ味が悪くなったら即交換します。

今回の長門では多分15枚ぐらいは使うと思います。

甲板マスキング完了

ようやく甲板のマスキングが終わりました。


足掛け3日、延べ10時間。


このあと手すりを取り付けます。









甲板マスキング

船体に手摺を付ける前にマスキング作業です。

(手摺に触れると曲がったり取れたりするので)


最初に1mm弱の細切りマスキングテープで輪郭をマスクします。


右手のピンセットでテープを摘んで目的の位置に載せる、

左手の爪楊枝で先端を押さえて、



・・・・を延々と繰り返す。



背中が痛くなりました(T_T)





通風塔、揚荷機、天窓などなど、甲板にはたくさんの突起物があります。


部品の合いが悪かったりしたら嫌だなと思って先に付けたんですが・・・・

最新キットだけに杞憂に終わりました。




この突起物を先に付けたせいで、マスキングの手間が余計に掛かることに(T_T)




輪郭が終わったら次は残った部分を少し太いテープでマスクします。

最後にゾルで極小さな隙間をマスク。


甲板のマスキングだけで6時間くらい掛かりそうです。



飾り台取付

発注したアクリルケースが届きました。

ハセガワ純正のもありますが、アクリルがガラス色なので、カバーをかけて展示したとき青みがかって見えるのでパス。


ごくごくオーソドックスな透明アクリルケースにしました。



価格はハセガワ純正のおよそ半分です。




船底のみ艦底色で塗装。

大面積なので缶スプレーで塗りました。



ケースの底板を穴明け、ボルトの頭が皿ネジなので底板を擂鉢状に面取り加工します。

底板に取付ボルトを貫通、最初に行った飾り台取付用のナットが仕込んでありますので、そこに固定。




(↑裏側)


これから船体にもプロペラブームや係船桁、その他モロモロ突起物が多くなるので、塗装を含め、この先の船体工作はこの状態で行います。





緑のテープは傷つき防止の養生です。

完成まで貼ったままにします。


副砲

舷側にズラーっと並んだ副砲。

クラッシックな艦容を演出する部位です。


50口径14cm単装砲18門。






・・・数が多い(T_T)




今回のキットではパーティングラインが一番強烈に出ています。


パーティングラインを消すと砲の真円が維持できません。


真鍮挽き物砲身に変えるのもひとつの手段ですが、なんでもアフターパーツに頼るのは良くないのでキットを使います。(経済的理由でもありますがw)




砲身穴明け。


ニードルで慎重にセンターを決め、0.3mmの下穴を開けます。

0.4mmで拡げて穴明け完了。





砲の先端部分に溶きパテを盛って多少でも真円に近い状態にします。






塗装して完成。





スクリュー取付

スクリューと舵を取り付けました。


船底はクレオスの艦底色、缶スプレー使用です。


スクリューとシャフトはMr.カラーのスーパーゴールドをエアブラシで吹き付けました。







9mカッター

9mカッターです。


外側のモールドは良いんですが、内側はちゃちい(T_T)


内側のモールドは全部削ってエバグリとイエサブのプラ材でディティールアップ。


底には0.5mm間隔で凹モールドがあるエバグリのプラ材取付。

座るところには1.0mm幅、0.14mm厚イエサブのプラ材取付。

最後尾には同じ材料で艇長の座席を取付。

あとはエッチングの舵を取付。


外板は薄くし、オールの欠き込みを入れます。

オールもありますが塗装後に取付ます。





上がキット、下が改修後です。


だいぶ立体的になりました。