前回の続きです
 

 

 

生理の出血やおりものの異常は相変わらず続いてた。

性交痛もどんどん悪化して、少し挿れただけで痛みが出るように…

私がそんな感じなので、さすがに以前より求められる回数は減った。

 

『体だけの浮気をしてくれないかな、、、』

と本気で考えるようになった。

 

 

付き合いが5年経過した頃、私は意を決して社長に

「回数を減らして欲しい」とお願いしてみた。

答えはNO!

そこは社長にとってはとても重要らしい。

求められてるという事は愛されてる証拠だと思うようにした。

 

 

生理のときの出血量は相変わらず多く、頭痛が頻繁におこるようになる。

私も40歳半ばを過ぎたので更年期からくる頭痛だと思って市販の鎮痛剤でしのいでた。

そのうち薬が効かなくなり、頭痛が酷くて寝込んでしまった。

 

このままでは家族にも迷惑がかかるので頭痛外来を受診した。

一通り検査をした結果、貧血が原因だった。

今まで通っていた婦人科では「子宮腺筋症」と診断を受け

更年期の数値も高かったのでホルモン剤で経過を見ていた。

なかなか症状が改善しないので、他の婦人科を受診した。

その病院で「子宮全摘」を提案される。

 

私が真っ先に思い浮かんだことは

「これでしばらく性行為を断る理由ができる」だった。

術後3ヶ月~は性行為禁止だった。

この先、生理がなくなるので求められたら断る理由がなくなるけど

それより性交痛から解放されたいと思った。

 

 

 

つづく