パイオニアBDP-LX58の改造(その② 改造BDプレーヤーとの比較) | 「高音質的ホームシアター」

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なるべくお金をかけず、手軽に高音質を楽しめる方法を日々模索しています。

次にちょっと酷な比較テストをしてみました。
手持ちのBDプレーヤー2台とLX58をAVR-A100に接続し、BDプレーヤーを切り替え
ながらの試聴です。
使用した機種はソニーBDP-S360、デノンDBP-4010UDですが、過去の記事にもあり
ます通り、どちらも自分好みの改造が施してあります。


まずは画質ですが、私のシステム環境下では4kはテスト出来ませんので、1080p
での比較になりますが、50インチプラズマTVでは3機種ともに差がわかりません。
プロジェクターHD550を使って100インチスクリーンで比較しますと、LX58が若干
暗く、フォーカスも甘いような印象でした。
とは言っても、ほんの僅かな差でしかありませんが・・・。


次に音質ですが、これは明確に差が出てしまいました。
改造が施されているソニーBDP-S360、デノンDBP-4010UDでは音に奥行感があり、
スピーカーの1m前くらいに立体的な空間が現れますが、BDP-LX58は音が平面的で

スピーカーの面一上に音像が展開している状態です。
サラウンド感はそこそこあって悪くないのですが、全体的に音に膜が張ったような感じ

で、セパレーションが良くありません。
聴感上のSNも落ちるような感じで、やはり改造プレーヤーと比べてしまうと物足りなさ
を感じてしまうのが正直なところです。

ただ誤解のないように書きますが、これはあくまで改造プレーヤーとノーマル機の比較

ですので、差が出てしまうのは当然の結果です。

BDP-LX58、ノーマルにしてはかなり音のよい機種だと思いました。


という事で、次回は改造後の記事にしたいと思います。