真空管をエレハモの6CA7に交換してみました。 | 「高音質的ホームシアター」

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TU-879Sの出力管を6CA7(EL34)へ交換してみました。
これは標準でTU-879Sについてくる6L6GCと同じ、エレクトロ・ハーモニクス製ですが、ペアで3600円と安かったので試しに買ってみたという感じです。6CA7もギターアンプではメジャーな管ですが、エドワード・ヴァンヘイレンが使っていたという事で有名になりました。

6CA7の音色ですが、太管と呼ばれているだけあって、6L6と比べ全体的に音が太いです。(笑)
低域の量感は増えますが、タイトさは減ります。(6L6の方が若干、ドンシャリ傾向かも?)
残響音が増してよく言えばウォームでメローな感じですが、悪く言えばちょっと緩めな音です。
空気感は6L6より断然上で、ヴォーカルものは雰囲気よく聴かせてくれます。

あと、ディストーション系のギターの音はリアルでいいですね!サスティーンの感じは6L6より全然上で、そうそう、本当はこういう感じの音だよなぁ~って聴き入ってしまいます。
ハードロックやメタル系を聴くなら絶対、6CA7ですかね。

低域のタイトさとか、ベースのブリブリ感は6L6GCの方がありますが、どちらも甲乙付けがたいですね。

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