今回は仏教についてふれる。

まず仏教なら、「般若波羅蜜多」と唱える。これは実はネパール語・サンスクリット語共通で「すべてに及ぶ宇宙母神アミタ」。Panja Pal Amita。これをそのまま

音写したもの。漢字それ自体に意味はない。

そして、仏教でよく聞くBUDDHAという語彙も、「神域へ到達したもの」という意味であり、「後付けで神になったもの」ということだ。

仏教は本来、宇宙母神アミタを中心に無数の神々を抱える多神教としての姿を隠し

もっている。仏教でいわんとしているのは、誰しも己の内なる神性・仏性を高め

神の位になれということだ。

俗にいう「仏教に神は存在しない」という考えはそろそろ改めてはどうか?