●目撃者の証言から、ラングレー空軍基地上空への「ドローン」の侵入が明らかになる。ドローン対策チームが物体を迎撃できなかったためである。
by Kyle Warfel and Christopher Sharp - 14 September 2024
リベレーション・タイムズは、2023年12月にバージニア州ラングレー空軍基地上空で報告された「ドローン」の侵入事件を受け、情報公開法に基づく情報開示請求により、22件の目撃証言と事件報告書を入手した。
これらの証言は、ラングレー・ユースティス統合基地の警備を担当する第633保安部隊の隊員によるものである。
目撃者たちは、いわゆる「無人機」が「高速で移動」し、「赤、緑、白のライトを点滅させていた」と報告しています。
さらに懸念されることに、ある目撃者は、そのうちの1つの物体をドローンバスターで「捕捉できなかった」と述べ、別の目撃者はドローンバスターを「視認できなかったため」使用できなかったと述べています。
物体は、飛行機の整備やメンテナンスに使用される滑走路、駐車場、格納庫など、基地周辺のさまざまなエリアで目撃された。
ある目撃者によると、基地防衛作戦センター(BDOC)は地元警察に連絡し、「基地外の住宅地における無人機の追跡に協力する」よう求めた。
別の目撃者は、暗視ゴーグルを使用して「ドローン」を観察したところ、「2つの白い点滅ライトと、機体の反対側に赤と緑のライトが点灯していた」と述べた。
さらにその目撃者は次のように付け加えた。
「ドローンはリバーポイントウェストの上空を北東に向かって飛行していました。約30秒後、ドローンは突然方向を変え、私のいる場所から南東140度の方向にある林に向かって進路を変えました。」
目撃者たちは、その地域に多数の物体が群がっているのを目撃したと記録しており、そのうちの1人は次のように述べている。
「2023年12月6日、午後6時30分から11時までの間、私は15機から20機のUAS(小型無人航空機システム)が、様々な異なる場所から施設に出入りするのを目撃しました。
「私たちは施設周辺で絶えず区域を巡回しましたが、[編集済み]を確認できませんでした。最も一般的な場所は[編集済み]キングストリートゲートと、飛行場に向かうウォードロードでした。
2023年12月7日、私はゴルフ3に配置され、2000時間以降は移動部隊となりました。私は、330番棟近くの駐車場とキング・ストリート・ゲートに向かうウォード・ロード付近で、一晩中約6機のUASを目撃しました。
2023年12月11日、私は[編集済み]に配属され、飛行場に約3回派遣されましたが、UASの目視ができなかったため、ドローンバスターを使用できませんでした。
2023年12月15日、私は[編集済み]に配置され、UASの可能性があるものに対してIVA(初期目視評価)を実施するために1回派遣されましたが、濃霧のため目視できませんでした。
12月6日、別の目撃者は、9機のドローンがダイヤモンドフォーメーションで基地の飛行ラインに向かっているのを目撃したと回想しています。
「私は、[編集済み]の上空を飛行し、飛行ラインに向かうダイヤモンドフォーメーションで飛行する9機(09)のドローンを発見しました。[編集済み]、そして飛行ラインに向かって飛んでいる群れを追跡した。
目撃した物体がすべて無人機であるという証拠は提示されていないが、ある証人は、2023年12月7日に目撃した物体の1つが固定翼の無人機であることを「確認できた」と述べた。他の証人は物体がホバリングしていたと証言しているにもかかわらずである。
米国の国防費が9000億ドル近くに達しているにもかかわらず、この出来事は米国の空軍基地の安全性に疑問を投げかけている。
リベレーション・タイムズは国防総省(DoD)に、無人機や未確認異常現象(UAP)に対する領空の安全確保能力について回答を求めた。
無人機が国防施設に及ぼす脅威は近年著しく増加している。ウクライナは最近、無人機を使用してロシアの4つの空軍基地を攻撃したと主張しており、この高まるリスクを浮き彫りにしている。
リバティ・タイムズ紙の取材に対し、米空軍(USAF)退役軍人で、基地警備の豊富な経験を持ち、航空戦闘司令部と特殊作戦司令部の両方で勤務した人物は次のように述べた。
「もしこれがカメラ付きの無人機であれば、中国か、あるいはそれに匹敵する能力を持つ国を疑うだろう。
もっと知りたいところだ。これは控え目に言っても不穏な状況だ。もし基地上空に人間以外のUAPが存在する可能性があるなら、セキュリティ部隊が「真実」を隠すために虚偽の報告書を提出しても私は驚かないだろう。」
事件の公式報告書は、O-3(大尉)およびO-5(中佐)の階級を持つ将校を含む、ラングレー・ユースティス統合基地の職員によって作成された。
報告書には、2023年12月6日に「無人機」がカメラを搭載して目撃され、外国による監視の可能性が懸念されたことが記載されている。
「2023年12月6日、18時45分頃、[機密事項]がBDOC(基地防衛作戦センター)に連絡し、シェルバンク・フィットネスセンター上空を[機密事項]に向かって飛行する無人機を目撃した可能性があることを報告した。NASA[機密事項]の近く。BDOC(基地防衛作戦センター)は、すべての部署とパトロールに区域の掃討を開始するよう指示した。
「事件発生中、ラングレー空軍基地とベセル・マナー上空には、推定15~20機のドローンが確認された。ドローンは約3フィート×3フィートの大きさで、4つのローターがあり、カメラを搭載していた。ドローンは常に1500フィートから2000フィートの高度を維持していた。
「ドローンは主に以下の場所を監視していた。[編集済み] ワード・ロード近くの湾。マリーナ[編集済み] 住宅、および[編集済み]。無人機は一貫してハンプトンのキング・ストリート方面とポコソン方面の北東に向かって南下していた。対応は23時30分まで続いた。0時20分と1時20分にパトロールが区域の掃討を行い、LP/OPを開始したが、何も発見できなかった。1時25分に治安部隊は対応を終了した。
しかし、ザ・ヒル紙の寄稿者であるマリク・フォン・レネンカンプ氏は、その物体が外国の監視活動によるものかどうかについて疑問を呈しており、リベレーション・タイムスに対して次のように語っている。
「明るく点滅する光や編隊飛行に関する複数の一貫した報告は、無人機操作者であるか否かに関わらず、何者かが主要な軍事施設の上空で、かなりのリスクを冒しながらも、無謀な行為を行っていることを示唆している。」
「これが外国による情報収集活動であった場合、侵入の大胆不敵な性質から、想像し得る限り最悪の収集技術のひとつであることは明らかです。」
フォン・レネンカンプフ氏は、米国の防衛資産が関与した他のいわゆる「無人機」事件との類似点も指摘し、無人機防御システムが物体を撃墜できなかったことを強調した。
同氏は次のようにコメントした。
「特に、ある事例では、対無人機技術が「無人機を検知できなかった」という事実が注目に値する。」
「他の奇妙な事件との驚くほど類似した点として、例えば、2019年に南カリフォルニア沖160マイル以上の海域で、赤、緑、白の点滅する複数の物体が米海軍の艦船に群がっていた事例、 ライトが点滅する物体が音もなくホバリングしながら、2019年から2020年にかけてグレートプレインズの核ミサイル施設の上空を飛行したこと、そして、複数の点滅する物体がアリゾナ州の米空軍ゴールドウォーター試験場上空で目撃されたことなど、他の奇妙な事件との類似点がある。私は、それらには何らかの関連があるのではないかと疑っている。
「これらの場所の多くには高度なセンサーが数多く設置されているにもかかわらず、従来の無人機を撮影したビデオや写真が1枚も出てこないのはなぜでしょうか。」
彼らの「包括的な」情報、監視、偵察能力にもかかわらず、司令官たちは物体への対処を支援するためにNASAの高高度研究機WB-57Fの1機を投入せざるを得なかった。
これについて、フォン・レネンカンプフ氏は次のように付け加えた。
「世界で最も高度な空中カメラシステムを搭載したNASAの特殊航空機が投入されたことは、米国政府がこれらの事件に本当に困惑していたことを示唆しています。
現時点では、国防総省は物体が回収されたか、あるいは他の手段によって、無人機であることが確実に確認されたかどうかを確認していない。物体の起源と操作者も依然として不明のままである。
しかし、ある目撃者は基地の外で不審な人物1人を目撃したことを確認しています。
「私は基地の正門から出て、右折して基地の向かい側を見ると、白人の男性がグレーのパーカーを着て、白と黒のスマートカーの隣に立っていました。その男性は巨大なリモコンのようなものを見上げて、何かを飛ばしているように見えました。彼の車の屋根にはたくさんのアンテナが付いていました。」
この発言を受けて、フォン・レネンカンプフは、容疑者について根拠のない憶測が飛び交っている他の事件と比較した。
「屋根にアンテナが付いた車に並んで立つ人物の報告は、徹底的に調査されなければならない。しかし、注目すべきは、法執行機関が、2019年から2020年のグレートプレーンズ事件で「大型アンテナ」を搭載した「司令車」に関するほぼ同一の報告は「根拠のない憶測」であると判断したことだ。
民間情報分析家のマシュー・パインズ氏も、単独の人物が侵入事件の責任者である可能性を示唆する説に疑問を投げかけ、これらの事件が国家安全保障に深刻な影響を及ぼす可能性を強調した。パインズ氏はリベレーション・タイムズ紙に次のように語った。
「NASAの研究施設も併設されているような、これほど機密性の高い軍事基地に対する、これほどまでに数多く、かつ執拗な破壊的かつ不可解な無人機飛行、そして配備されたC-UASシステム(ドローンバスター)の明らかな故障は、深刻な国家安全保障上の問題です。
「リモコンを持っている人物は当然、事情聴取されるべきですが、たった一人の無謀な趣味家がこれほど多くの無人機を操縦できるとは思えません。これは軍事施設を混乱させる自由を誇示する敵対的な外国の諜報活動か、あるいはもっと奇妙なもののどちらかでしょう。どちらにしても、気分の良いものではありません。」
以前に Liberation Times に語り、ビデオ映像を提供した民間人の目撃者の一人、ジョナサン・バトナー氏は、FBI に証言しました。このバトナー氏は、UFOを目撃した様子を撮影しており、ほとんどの目撃証言よりも後の日付である12月14日に、基地の上空および周辺を旋回しホバリングする、円盤型の物体を報告している。
バトナー氏の証言は、新たに得られた目撃証言によって裏付けられる可能性がある。ある目撃者は、バトナー氏の目撃から数時間後の12月15日に侵入があったと述べている。第663保安部隊の目撃者は次のように述べている。
「2023年12月15日午前5時40分頃、1機(機体番号は削除)が、無人航空機(SUAS)の目撃の可能性があるとして、708燃料貯蔵庫の駐車場に派遣されました。到着後、私は燃料貯蔵施設の上空や[編集済み]方面に何も確認できませんでした。 およそ0545に、[編集済み]から来たばかりで、SUASがスウィーニー大通りを下り、775棟の近くを通ってベイエリアと滑走路の端に向かっているのを目撃したと話す[編集済み]が現場に現れました。
「約10分後、[編集済]は、滑走路とビル789、790、791の上空に2機目を目撃したと私に連絡してきた。私は775ビルの裏の駐車場に移動した。私は、飛行場上空を基地の東側にあるベイに向かって飛行するSUASを目撃した。私は[編集済]と協力してSUASを追跡しようとした。
すると、SUASは私の視界から消え、そのまま滑走路に向かって飛び去りました。 午前6時5分頃、[編集済]は私を330号棟の駐車場に派遣し、同棟上空でのホバリングを目視するよう指示しました。 私は330号棟周辺を捜索しましたが、何も発見できませんでした。 [編集済]は私に通常業務に戻るよう指示しました。
「およそ午前6時20分、BDOCは私をアーミステッドゲート上空で目撃されたという報告のために派遣した。私はスウィーニー大通りを掃討し、エルム通りを横断し、ネリー通りを下ったが、何も発見できなかった。ラサールゲートで[編集]BDOCに、ラサール大通りを下るSUASを目撃したと報告した」
ラングレー空軍基地の米空軍報道官は、今年初めにリベレーション・タイムズ紙にこの事件を確認し、他の出版物に提供したメッセージを繰り返した。
報道官は次のように述べた。
「12月6日の夜、この施設は初めてUASの活動を観測し、12月を通して複数の侵入を経験した。UASの数は変動し、サイズや構成も様々であった。いずれの侵入も敵対的な意図を示しているようには見えませんでしたが、わが国の制限空域を飛行するものはすべて、飛行の安全を脅かす可能性があります。FAAはUASの侵入について認識していました。
「運用上の安全を確保するため、運用への影響については議論しません。
「具体的な武力防衛措置については議論しませんが、施設を保護する権利は保持しています。ラングレーは引き続き、空域を監視し、地元警察や他の連邦機関と協力して、基地の職員、施設、資産の安全を確保しています。
バージニア州のドローンパイロット」というFacebookグループのメンバーであるトミー・ターナー氏は、リベレーション・タイムズ紙の取材に対し、米空軍が利用可能な高度なドローン探知手段や、F1レースでの同様のシステムの使用を理由に、政府の公式見解に疑いがあると語った。
「この件全体に疑いがあります。ほとんどの軍事基地や機密性の高い政府施設には、高性能な無人機探知および無人機対策技術が備わっています。
基地の上空を飛行したり、基地内に侵入することは可能かもしれませんが、無人機は妨害される可能性が高く、また、現地で制御できれば操縦者の位置を特定することも可能です。無人機が墜落した場合、その出所を調査するためのリソースは膨大です。
「この種の技術が実際に使用された例として、ラスベガスのF1イベントが挙げられます。
Liberation Timesは、英国のF1イベントの警備を担当したCOPTRZという企業を見つけた。
同社のケーススタディページでは、同社がどのように無人機のシリアル番号を入手し、無人機のモデルを識別し、無人機を操作する人物を検出したかが詳細に説明されている。ケーススタディには次のように書かれている。
「複数の無線周波数および光学式検出方法が、すべてのUAVに対する完全なソリューションを提供するために使用された。
「この技術により、無人機のシリアル番号とモデルの詳細を入手することができた。また、その航路、高度、速度も特定することができました。さらに、操縦者も検出することができました。これにより、予定外の飛行活動があれば主催者に通知することが可能になりました。
これは、ラングレーの「無人機」侵入とは対照的です。米空軍が利用可能な無人航空機システム技術、例えば2023年12月にラングレー・ユースティス統合基地を守る治安部隊が使用した「ドローンバスター」などにもかかわらず、侵入は続きました。
ドローンバスターは、米空軍により「1~5機のUASの群れを検知し、ドローンとコントローラー間の信号を妨害する携帯型の非運動性緩和装置」と説明されています。
米空軍が利用可能なその他の対策では、警備担当者がドローンを制御し、安全に着陸させて係留することが可能となっています。
バージニア州の無人機グループのメンバーであるジャスティン・マルボウ氏も、侵入の詳細を確認した上で、ラングレー上空での活動がいずれも趣味の活動や外国の監視活動によるものだという考えに疑問を投げかけている。
「彼らが捕まることは確実であり、それも比較的容易です。趣味の活動だとは思えません。
これはスタジアム上空を飛行するよりもはるかに深刻です。軍事施設の上空を飛行すれば、連邦政府による追加の罪に問われるリスクがあります。そのようなリスクは、ほとんどの人が負わないでしょう。
マルボア氏はさらに次のように付け加えた。
「外国政府(のスパイ)である可能性は非常に低いと思います。彼らは発見されないように照明を覆ったり、無効にしたりしているでしょう。
情報および防衛筋は、リベレーション・タイムズに対し、外国による監視活動の可能性は依然として疑わしいと伝えている。
物体がドローンであると特定できる明確な証拠がないにもかかわらず、国防総省はリベレーション・タイムズに対し、米国政府のUAP事務局(全領域異常事態対策室(AARO)として知られる)が、未確認空中物体の調査を担当しているが、2023年12月の事件に関する報告は受けていないことを確認した。
2023年12月のラングレー空軍基地上空での出来事に関して、UAPとドローンの論争を要約して、フォン・レネンカンプフはリベレーション・タイムズ紙に次のように語った。
「ドローンのビデオや写真による証拠が現れるまでは、他の事例と同様に、私はこれらの不可解な事件について懐疑的なままである」
目撃者の証言と事件報告書を含む全文はこちらでご覧いただけます。
アメリカ航空宇宙局(NASA)の高高度研究プログラムに使用されているWB-57Fキャンベラ(機体記号：N926NA)が2022年7月26日、三沢基地に飛来した模様です。このキャンベラは、ヒューストン・エリントンフィールド空港を拠点としており、今回はアラスカのエルメンドルフ・リチャードソン統合基地、アリューシャン列島のアダック空港を経て、三沢に飛来しました。
WB-57Fキャンベラは、イングリッシュ・エレクトリック社が1949年に初飛行させた「キャンベラ」をベースに、マーティン社(現在のロッキード・マーティンの母体企業の1つ)が製造したB-57キャンベラを改造しています。イギリスとオーストラリアで940機超、アメリカで400機超が製造され、現役機は今回、三沢に飛来したものを含め、NASAが運用する3機のみです。
●Witness Statements Reveal Alarming 'Drone' Incursions Over Langley Air Force Base As Dronebusters Failed to Intercept Objects
Written by Kyle Warfel and Christopher Sharp - 14 September 2024
Liberation Times has obtained twenty-two witness statements and an incident report through a Freedom of Information Act request, following December 2023 ‘drone’ incursions reported over Langley Air Force Base, Virginia.
These statements come from members of the 633d Security Forces Squadron, who are responsible for guarding Joint Base Langley-Eustis.
Witnesses reported observing the so-called ‘drones’ ‘moving at rapid speeds’ and displaying ‘flashing red, green, and white lights’.
Concerningly, one witness stated that their dronebuster ‘failed to register’ one of the objects, while another was unable to use a dronebuster ‘due to not having a visual’.
The objects were spotted in various areas around the base, including the flight line, which is used for servicing and maintaining airplanes, as well as for parking ramps and hangars
The Base Defense Operations Center (BDOC), according to one witness, contacted the local police department, ‘to assist with tracking drones in residential areas off-base’.
Another witness stated that through using night vision goggles, the ‘drone’, ‘had two flashing white lights plus a red and green light on opposing ends of the craft.’
The witness added:
‘The drone was flying north east over the River Point West. After about 30 seconds the drone abruptly changed directions heading 140 degrees South East of my location into the wood line.’
Witnesses record seeing swarms of objects in the area, with one stating:
‘On 6 December 2023, between the hours of approximately 1830 and 2300, I witnessed between 15 and 20 sUAS [small Unmanned Aircraft Systems] enter and leave the installation at various different locations as [redacted].
‘We did constant sector sweeps around the installation, but I was unable to utilize [redacted]. The most common locations were [redacted] King Street Gate and Ward Road coming towards the flightline. On 7 December 2023 I was posted at Golf-3 and became a mobile unit after 2000 hrs. I saw approximately 6 sUAS throughout the night at the parking lot near building 330 and near Ward Road heading towards King Street Gate, [redacted].
‘On 11 December 2023 I was posted at [redacted] and was dispatched approximately 3 times on the flightline but was unable to utilize the drone buster due to not having a visual on the possible sUAS. On 15 December 2023 I was posted at [redacted] and was dispatched one time to conduct an IVA [Initial Visual Assessment] on a possible sUAS but was unable to get a visual due to dense fog.’
On 6 December, another witness recalled seeing nine drones in a diamond formation heading for the base’s flight line:
‘I spotted nine (09) drones in diamond formation flying over [redacted] heading towards the Flight Line. [Redacted] and I followed the swarm onto the flight line where we lost visual of the swarm over the bay.’
Despite no evidence presented that all objects seen were drones, one witness stated that they were ‘able to verify’ that one of the objects seen on 7 December 2023 was a fixed wing drone, despite other witnesses recalling how objects would hover.
The events call into question the security of U.S. airbases, despite U.S. defense spending reaching almost $900 billion.
Liberation Times has reached out to the Department of Defense (DoD) for a response on its ability to secure airspace against drones and Unidentified Anomalous Phenomena (UAP).
The threat posed by drones to defense installations has grown significantly in recent years. Ukraine recently claimed to have attacked four Russian air bases using drones, highlighting this escalating risk.
Speaking with Liberation Times, a retired United States Air Force (USAF) veteran with extensive base security experience, who served in both Air Combat Command and Special Operations Command, stated:
‘If these are drones with cameras I’d suspect China or a “near-peer”.
‘I’d like to know more. This is disconcerting, to say the least. If there were a potential non-human UAP over the base, I wouldn’t be surprised if security forces would put out a false report to throw people off of the “real story.”’
An official incident report was filed by personnel at Joint Base Langley-Eustis, including officers ranked O-3 (Captain) and O-5 (Lieutenant Colonel).
The report includes claims that on 6 December 2023, ‘drones’ were witnessed with cameras, sparking concerns of possible foreign surveillance:
‘On 6 December 2023, at 1845 hrs [redacted] contacted BDOC [Base Defense Operations Center] to report a possible drone sighting over the Shellbank Fitness Center travelling towards [redacted] near the NASA [redacted] BDOC [Base Defense Operations Center] directed all posts and patrols to initiate sector sweeps.
‘Throughout the duration of the incident, there were an estimated 15-20 drones over Langley AFB and Bethel Manor. The drones were approximately 3’ x 3’, with four rotors, and had cameras. They consistently stayed around 1500’-2000’ in the air.
‘They primarily focussed on the following locations: [redacted] the Bay near Ward Rd. The Marina [redacted] Housing, and [redacted]. The drones were consistently egressing south towards King Street in Hampton and Northeast towards Poquoson. The response lasted until 2330 hrs. At 0020 hrs and 0120 hrs, patrols conducted sector sweeps and initiated LP/ OPs with negative findings. At 0125 hrs, Security Forces terminated their response.’
However, The Hill opinion contributor Marik Von Rennenkampff holds some doubts on whether the objects represented foreign surveillance activities, telling Liberation Times:
‘The multiple, consistent reports of bright, flashing lights and formation flying suggest that some actor - be it a drone operator or otherwise - was putting on a show of impunity, at considerable risk, over a key military facility.
‘If this was a foreign intelligence gathering operation, the brazen nature of the incursions makes it some of the worst collection tradecraft imaginable.’
Von Rennenkampff also drew parallels with other so-called ‘drone’ incidents involving U.S. defense assets, highlighting that anti-drone defenses failed to shoot down objects.
He commented:
‘Notably, in at last one instance, counter-drone technology “failed to register the drone.”’
‘Given the striking similarities to other bizarre incidents - such as multiple objects with flashing red, green, and white lights that swarmed Navy ships more than one hundred miles off the Southern California coast over the course of several months in 2019, objects with flashing lights that hovered soundlessly over nuclear missile installations in the Great Plains in 2019-2020, and multiple flashing objects observed over the U.S. Air Force Goldwater Range in Arizona - I suspect that there may be a connection.
‘Somehow, despite the array of sophisticated sensors at many of these locations, not a single video or photograph of a conventional drone has emerged.’
Despite their ‘comprehensive’ intelligence, surveillance and reconnaissance capabilities, commanders were forced to deploy one of NASA’s WB-57F high-flying research planes to assist in tackling the objects.
Speaking about this, Von Rennenkampff added:
‘The activation of a specialized NASA aircraft, equipped with what may be the most sophisticated airborne camera system in the world, suggests that the U.S. government was truly baffled by these incidents.’
As of now, the DoD has not confirmed whether the objects were definitively identified as drones, either through recovery or other means. The origin and operators of the objects also remain unidentified.
However, one witness confirmed seeing one suspicious individual outside of the base:
‘I was leaving base out of main gate, made a right turn and saw across the street from base a white male, grey hoodie, standing next to a white/black smart car holding a giant remote looking up and flying what seemed to be a R/C [remote controlled] something. His car had a bunch of antenn[ae[ on the roof.’
Responding to this statement, Von Rennenkampff again drew parallels to other cases, where there was unfounded speculation about possible suspects.
‘Reports of an individual standing alongside a car with antennae on the roof must be investigated thoroughly. Notably, however, law enforcement determined that a nearly identical report of a “command vehicle” with a “large antenna” during the 2019-2020 Great Plains incidents was unfounded “speculation.’
Matthew Pines, a civilian intelligence analyst, also cast doubt on theories suggesting that a single individual could be responsible for the incursions and emphasized the serious national security implications of these incidents. Pines told Liberation Times:
“The sheer number and persistence of the disruptive and mysterious overflights of such a sensitive military base (which also houses a NASA research facility) as well as the manifest failure of deployed C-UAS systems (Dronebuster) is a serious national security issue.
‘The individual seen with a remote should have been interviewed obviously, but it’s unlikely a single reckless hobbyist could have controlled this many UAVs. This was either hostile foreign intelligence surveillance activity demonstrating free rein to disrupt a military facility or something more exotic. Either option is not comforting.”
One civilian witness witness, Jonathan Butner, who had previously spoken to Liberation Times and provided video footage, gave testimony to the FBI. This Butner captured sightings on film, reporting orb and saucer-shaped objects circling and hovering above and near the base on 14 December, a later date than most witness accounts.
Butner’s testimony may be corroborated by the newly obtained witness accounts, with one witness describing one incursion on 15 December, hours after Butner’s sighting. The witness from the 663d Security Forces Squadron stated:
‘On 15 December 2023 at approximately 0540, 1 [redacted] was dispatched to the parking lot of bldg [building] 708 fuel farms for a possible SUAS sighting. Upon arrival, I did not observe anything over the fuel farms or back towards the [redacted]. At Approximately 0545, a [redacted] showed up on the scene stating that he had just come from the [redacted] and had observed the SUAS coming from the area down Sweeney blvd closer to bldg 775 heading towards the Bay area and the end of the runway.
‘After approx 10 minutes, the [redacted] informed me there was a second sighting over the flight line and bldgs 789, 790 and 791. I repositioned myself to the back parking lot of bldg 775. I observed the SUAS over the airfield heading towards the bay on the east side of base. I attempted to engage the SUAS with [redacted].
‘The SUAS then continued out of my sight towards the bay. At approximately 0605, the [redacted] then dispatched me to the parking lot of bldg 330 for a sighting hovering above the bldg. I swept the area surrounding bldg 330 with negative findings. The [redacted] cleared me to return to normal operations.
‘At approximately 0620, BDOC then dispatched me for a reported sighting above the Armistead gate heading over the trees toward the Lasalle gate. I swept up Sweeney blvd, across Elm St and down Nealy Ave[nue] with negative findings, [redacted] at the Lasalle Gate informed BDOC that he observed the SUAS heading off the installation down Lasalle Ave.’
A USAF spokesperson from Langley Air Force Base confirmed the incidents to Liberation Times earlier this year, reiterating a message that had been provided to other publications.
The spokesperson stated:
“The installation first observed UAS activities the evening of December 6 and experienced multiple incursions throughout the month of December. The number of UASs fluctuated and they ranged in size/configuration. None of the incursions appeared to exhibit hostile intent but anything flying in our restricted airspace can pose a threat to flight safety. The FAA was made aware of the UAS incursions.
“To protect operational security, we do not discuss impacts to operations.
“We don’t discuss our specific force protection measures but retain the right to protect the installation. Langley continues to monitor our air space and work with local law enforcement and other federal agencies to ensure the safety of base personnel, facilities, and assets.”
Tommy Turner, a member of the Facebook group ‘Drone Pilots of Virginia’ told Liberation Times that the government’s official story was suspect due to the sophisticated drone detection provisions available to the USAF and the use of similar systems at Formula One events:
‘The whole story is suspect. Most military bases and sensitive government facilities have sophisticated drone detection and anti-drone technology.
‘While it might be possible to fly over or onto base it is very likely the drone will be disrupted and if controlled locally, the operator's location pinpointed. If the drone(s) are brought down, the resources available to investigate the origin are vast.
‘There are examples of this type of technology at work at the Las Vegas Formula 1 event.’
Liberation Times found one company, COPTRZ, which was tasked with protecting a Formula One event in the United Kingdom.
On its case study page, the company detailed how it retrieved drone serial numbers, identified the drone models, and detected the individuals operating them. The case study read:
‘Multiple radiofrequency and optical forms of detection were used to provide a complete solution to all UAVs.
‘The technology was able to retrieve details on the drones’ serial numbers and model. It also located its route, altitude and speed. It was even able to detect the individuals operating them. This allowed them to inform the organisers of any unplanned flight activity.’
This stands in contrast with the Langley ‘drone’ incursions which persisted despite the counter uncrewed aerial systems technologies available to the USAF, such as ‘dronebusters’, which were used unsuccessfully by Security Forces protecting Joint Base Langley-Eustis in December 2023.
The dronebuster is described by the USAF as a ‘handheld non-kinetic mitigation device that can detect groups of one to five UAS and jam signal between drone and controller.’
Other countermeasures available to the USAF allow security personnel to take control of drones and safely land them so that personnel can take custody.
Another member of the Virginia drone group, Justin Malveaux, also cast doubt on the notion that any of the activity over Langley could be attributed to hobbyists or foreign surveillance after reviewing the details of the incursions:
‘It's an absolute certainty they'll be caught and it's rather easy. I don't think it's hobbyists.
‘This is much more serious than flying over a stadium. You risk additional federal charges flying over a military installation. That's a risk most won't take.’
Malveaux added:
‘[I] highly doubt that's a foreign government (spy). They would have covered or disabled the lights to avoid detection.’
Intelligence and defense sources have informed Liberation Times that the possibility of foreign surveillance activity remains questionable.
Despite no clear evidence that the objects were identified as drones, the DoD confirmed to Liberation Times that the U.S. government’s UAP Office, known as the All-domain Anomaly Resolution Office (AARO), which is tasked with investigating unidentified airborne objects, received no reports about the December 2023 incidents.
Summarising the UAP versus drone debate when it comes to the events over Langley Air Force Base in December 2023, Von Rennenkampff told Liberation Times:
“Unless and until video or photographic evidence of drones emerges, as it has in other cases, I remain agnostic about these perplexing incidents.”
The full document containing witness statements and incident report can be found here.
@Kz.UFO現象調査会