●パリの技術会議で未確認異常現象に迫る
BAPTISTE FRISCOURT·APRIL 6, 2024
昨年末、パリでは、ANews Security Web TVのパネルインタビューや3AFシグマ2技術委員会会議など、未確認異常現象（UAP）に関わる複数のイベントが同時に開催された。
国際的に著名な専門家たちが出席する中、11月最初の週末のハイライトは、名門ソルボンヌ大学で開催されたエコー・イベント会議であったことは間違いない。
主催者のサラ・ホワイトニームとポッドキャスターのヴィニー・アダムス（ディスクロージャー・チーム）による短い紹介の後、最初のスピーカーとしてクリストファー・メロン元国防副次官補が登場した。
メロン氏は、ニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙にUAPのビデオを3本公開したことで有名になった。2020年、国防総省はそれらが確かに正当な未確認物体を示していることを確認した。
メロン氏はまず、NASAの解説を引用し、UAPは現代における最大の謎の一つであると述べた。そして、2017年にはUFOというテーマについて語ることは不可能だったと指摘し、政府機関がようやくこのテーマに取り組むようになった現代を謳い、過去5年間の進歩を称えた。
しかしながら、メロンによれば、多くの疑問が未解決のまま残されているという：
UFOはどこから来たのか？
彼らの意図は何なのか？
その内の幾つかは、ある種の探査機であったり、異星人の知性の現れであったりするのだろうか？
彼は更に、UAPを研究するAAWSAPとAATIPプログラムの最近の歴史と、防諜担当官ルー・エリゾンドとの出会いについて語った。そして、UAPがもたらす国家安全保障上の問題、真珠湾攻撃の記憶、さらには9.11同時多発テロの記憶について、思い切って公の場で発言するようになったきっかけを説明した。
あの時、情報機関は協力を拒否し、大惨事を招いたとメロンは振り返る。彼は、国防総省の機密扱いのないビデオを使って、これらの物体を "氷解 "させたと語った。
しかし、それだけでは不十分だった。メロン氏は、パイロットと米国議会の軍事委員会および情報委員会との会合をどのように組織したかを語った。しかし、このようなことをしたのは彼が初めてではなく、米政府関係者がこの問題を規制機関に注目させようとする長い伝統があることを指摘した。
そして、銀河系環境に他の生命体が存在する可能性、それが地球にやってくる可能性、そのような出来事の信頼できる証拠が存在する可能性、接触の可能性がもたらす影響について説明した。
メロン氏は次に、生命の出現の可能性を示すさまざまな科学的研究、小惑星からのアミノ酸の検出、銀河系内の居住可能な惑星の数について言及した。更に、アルクビエール推進やワームホールを利用した銀河系の高速移動に関する現在の理論を列挙した。
そして、宇宙から発信される信号がないことについては、技術的、時間的、意味的にさまざまな制約があるためだと説明した。
逆に、一人の投資家が主導するスターショット・イニシアティブによって、アルファ・ケンタウリに人類の探査機を送ることが可能になると説明した。そうすれば、我々の文明より何百万年も前に出現した文明が、銀河系の大部分を探査する時間があった筈で、地球の近くにUAPが存在する説明がつく。
メロン氏によれば、UAPの目撃例のうち当局に報告されるのは僅か10％だという。したがって、何百万件もの目撃情報があった可能性がある。
そして、エンリコ・フェルミが「みんな一体どこにいるんだ！」と叫んだ発言と、彼自身の研究所のセキュリティ関係者がUAPの目撃報告について懸念したことの時間的な一致を指摘した。
クリストファー・メロンは次に、ワシントンD.C.の空軍保安責任者に宛てたメモを示し、UAPの目撃情報が頻発しており、対策を講じなければならないことを示した。
ニミッツのケースは、彼の戦闘機から撮影された有名な "Tic-Tac "ビデオの作者であるチャド・アンダーウッドの証言を含め、最も多くの裏付け証言を誇っている。
そして、UAPによって実証される航空能力のリストを提供した：
知的な動き
超音速やプラズマバングの欠如
耐G力
瞬間的な加速
彼にとって、これらは米国の先進的な装置ではなく、次のように述べた： 「私たちは自分たちが持っているものを知っている。
更に彼は、国家情報長官室が発表した公式報告書について語った。彼は、国防総省から情報を得るために自らの評判を危険にさらす事をためらわない議員の絶え間ない支持を賞賛した。
ハンプトン・トライアングル事件については、歴史を通じて黒い三角形の目撃現象が起こっていることを示すものであり、これらの目撃事件の原因とされることの多いF117とB2という飛行翼の設計に基づいた航空機の開発にとどまらない。
そして、戦略地域上空で目撃された異常なドローンの波と、時間が経つにつれて目撃される物体のサイズが小さくなっていることについて語った。
続いてメロン氏は、デビッド・グラッシュの最近の暴露と下院公聴会に話を移した。彼にとって、違法なUAP回収プログラムの存在に関する内部告発者の証言は信用できる。
米国政府の他の情報源からも同じ情報が報告されているという。しかし、彼はホワイトハウスが自発的に情報を共有しているとは考えていない。
それどころか、この問題に光を当てる唯一の方法は、議会が行政府のコントロールの及ばないところで、CONTRAスキャンダルのような調査を行うことだと彼は考えている。
また、ロナルド・レーガン大統領の有名な言葉を引き合いに出しながら、このテーマは地球上の緊張を抑える機会にもなると説明した。
「もし私たちが、この世界の外から来たエイリアンの脅威に直面しているとしたら、私達の世界的な相違はどれほど早く消えてしまうだろう。しかし、異質な力はすでに我々の中にあるのではないだろうか？」レーガンの有名な言葉である。
しかし、彼は、この壁を乗り越えるためには衝撃が必要かもしれないと指摘し、UAPからの敵対的な接触や差し迫った危険はないと主張した。
次にクリストファー・メロンは、前日に開催された3AFのシグマ2委員会が行った、物体の近くで目撃者が受ける身体的影響についての研究に言及した。
その後、科学史の1ページを開き、人類が1世紀足らずで飛行から月面着陸に至った一方で、飛行が誕生した当初はいかに嘲笑されていたかを振り返った。
そして、空軍が宇宙へ行くことができるシャトルのような機体を使用しており、時にはUFOと間違われることもあることを説明した。
そして、他の世界では他の文明が発達し、地球に到達するのに十分な時間があった可能性が高いことを想起し、講演を締めくくった。
クリストファー・メロン氏は講演後、Debriefの取材に応じ、2017年に使用された3本のビデオは確かに「完全に未分類」であったと明言した。同様の未分類の資料が他にも存在するが、鮮明で自然光で撮影されたもので、一般に公開される可能性があるかどうか尋ねられ、彼はこう答えた：
「問題のひとつは、赤外線カメラや照準カメラは光学的な品質のビデオではないということです。もうひとつは、これらの物体の周りにはフィールドがあるようです。私は、彼らが発表できるような明確な画像があるとは思わない」。
ANewsのセットで、『Debrief』のコメントに答えたメロン氏は、デビッド・グラッシュの発言について次のように述べた：
「ギリブランド上院議員を含め、これが真実であれば、彼らは透明性を支持し、公表する。とはいえ、私は『期待するな』と言いたい。 なぜそう言うかというと、あなたが大統領で、この問題が持ち上がったと想像してみてください。誰が記者会見を開き、はい、ここにエイリアンがいます、しかし、彼らがどこから来たのかわかりませんし、あなたを守ることもできません、彼らが何をしているのか、何ができるのかもわかりません、と言いたいでしょうか？
これは非常に難しい記者会見であり、私がこれまで会った政治家の誰も、そのようなことをするつもりはないだろう。今聞いているような否定は、行政府から続くだろう」。
"私は、この真相が明らかになるという点で、この問題が近い将来に解決するとは思わない。私たちは、科学を支援し、研究を支援するという点で、他にできることをすべて進める必要がある”と付け加えた。
リュック・ディーニ
フランスの航空宇宙協会のシグマ2技術委員会委員長であるリュック・ディーニは、プレゼンテーションの冒頭で、より多くの、より良いデータを記録することが本当に必要であると説明した。続いて、シグマが実施したUAPの研究の進捗状況を示し、前日の3AF構内での会議で発表した。
リュック・ディーニは、1954年の時点で、フランス空軍はUAPに関する情報を収集するよう大臣命令を受けており、レーダーの痕跡を記録して何十年にもわたりそれを行ってきたと振り返った。リュック・ディーニはさらに、1974年にロベール・ガレー国防相によってフランス領内にUAPが存在することが確認されたと説明した。
そして、公に存在する世界中の様々な公式グループを検証し、報告されたUAPの形状を現在存在する従来の物体と比較した。しかし彼は、これらのUAPのいくつかの航空能力は、速度を変えることなく、曲がった軌道を描くことなく、瞬時に旋回することが可能であり、現在のすべての技術的能力を超えていると指摘した。そして、フランス軍警察が撮影したUFOの写真と、彼らからの信頼できる目撃報告を示した。
そして、防衛システムで使用されている赤外線画像の解釈方法について説明した。しかし、これらのデータ要素から、光学的なサインが導き出されることを示した。
更に、ボールライトニングの事例とそのシグネチャーを示し、航空物体や異常との区別を可能にした。
UAPシグネチャーの話題を続けると、リュック・ディーニは、地上の痕跡、そしてクリストファー・メロンが先に述べた目撃者の身体への生理学的影響について述べた。そして、人体への影響のリストを示した。実際、目撃者の中にはマイクロ波を浴びた者もいるようだ。
ジャック・ヴァレ
ジャック・ヴァレ博士は、ソルボンヌ大学で開催されたこの会議の組織そのものを賞賛することからプレゼンテーションを始めた。彼は、ソルボンヌ大学がこのテーマに対してオープンであることは、UFOというテーマに対するタブーが薄れてきていることの表れであると指摘した：
「私たちは今、例外的な時期にいます。5年前なら、ソルボンヌ大学でこのような会合が開かれることはありえなかった。最近、多くのことが変わりました」。
宇宙飛行士、歴史家、科学者、政府関係者が一堂に会し、UAPにまつわる汚名について話し合った。
彼は、宇宙飛行士というテーマに対して、そして彼自身の研究に対して、研究機関が徐々に開かれていったことを説明した。彼は、第二次世界大戦中、米北海岸の監視を担当していた元米陸軍将校との議論について語った。その将校は、科学者は目撃報告の98％を喜んで説明するが、本当に興味深いのは説明のつかない2％だと説明した。実際、彼の分野では、もし2％でも説明のつかない報告があれば、それは戦略的に劇的なことなのだ。そして、彼の言葉を引用した：
「説明できる98％は、おそらく敵から無償で提供されたものだろう。」
ジャック・ヴァレは、この教訓は決して忘れてはならないものだと付け加えた。ヴァレによれば、重要なのは説明のつかないことだという。
彼は更に、過去10年間に新たな発見手段が開発されたおかげで、UAPの目撃談はもはや、かつてのように「目の錯覚、間違い、幻覚」として片付けたり、すぐに説明したりする事はできなくなったと述べた。
講演の残りの部分では、奇妙さのレベルと報告件数を結びつけた分析モデルを示した。目撃者の近くに物体が着陸すると、カテゴリー4から報告数が減少する。カテゴリー5で生き物が目撃されると、その影響はさらに増大する。しかしほとんどの場合、目撃者は政府機関への報告を拒否する。
最も奇妙なカテゴリー6と7では、目撃者は嘲笑されるのを恐れて、それについて話したがらない。そのような出来事によって人生がひっくり返された目撃者について、ヴァレ博士はこう語った：
「このような場合の私のアドバイスは、誰にでも催眠術をかけるな、ということです。この催眠術の出来が悪ければ、すべての催眠術、おそらく後で行うプロの催眠術は、最初の催眠術に戻ってくるでしょう。
一方、私が知るようになった心理学的な方法は他にもある......催眠術よりもずっと説得力があり、ずっと効果的な方法を使える専門家に証人を紹介することだ」
彼は更に、これらの証言こそが彼の研究の将来を形成するものであると宣言した。
分析の結果について、彼はこう考えている： 「現在の分析方法では不十分であり、盲目的でさえある。」ヴァレ博士は、宗教的あるいは精神的な枠組みが、技術的あるいはエキゾチックな方法以外の方法で現象を説明するために、報告されていない事例が多数あることを原因としている。
軍当局による調査に関して言えば、ヴァレ博士によれば、軍当局が調査できるケースは少数派だという。
この点において、彼は2017年に公開された3つのUAPビデオの撮影に使用された赤外線カメラを製造した軍の請負業者である航空宇宙企業レイセオン社の覚書にアクセスできたと主張した。
このメモの中で、同社は映像の解釈を免責し、これらのカメラの機能は標的機のノズルを検知することであり、非従来型の航空機を撮影することではないと述べている。ジャック・ヴァレは、UAPを記録するツールの性能に関する高度な技術と正確さを持つこの種の報告書は研究に不可欠だと主張した。
しかし、迎撃できないという理由だけでこれらの物体を敵として扱うのは危険だと彼は考えている。国民からの圧力によって、その対象が略式かつ過剰に扱われることになるからだ。そうなれば、この問題についての知識が乏しいにもかかわらず、政治的な対応がなされることになる。
最後に彼はこう説明した： 「この現象の研究の将来は、真実を知りたがっている米国議会と、軍事機器や宇宙を専門とする大手企業とのパワーバランスにかかっている。」
「真の危険は、より広範で、よりアクセスしやすく、より基礎的な研究の欠如にある。」
"特定の秘密実験の通常の保護を超えて、主要国は世界の科学コミュニティにファイルをより広く開放する時期に来ている。"
大規模な科学的研究の発展を阻む障害について『デブリーフ』に尋ねられたジャック・ヴァレは、こう答えた。
「科学的見地からは、それは制御できない。私の答えは、もし70年代にこの啓示がなされたなら、主に科学者が関心を持っただろうし、90年代になされたなら、政治家が関心を持っただろう。社会には相反する解釈があり、それは政府が気づいていない一般大衆の視点からの不満が多いからだ。
その観点からすると、暴露はより難しくなると思います。特に、政府が何かを採用するときは、政治的ないざこざがあるので、急いで行うことになります。だから非常に難しい。例えば、科学者は、私たちの宇宙の隣に別の宇宙があるかもしれないことを明らかにすることができます。それは重大な啓示ですが、日常生活には影響しないので問題にはなりません。もちろん、論争はあっただろう。論争が起こるのは科学の世界では普通のことだ。今日の暴露は問題を引き起こす」。
この3つのイベントで講演した専門家のリストは、ここでは紹介しきれないほど長いが、ハーバード大学天文学教授のアヴィ・ローブ博士、元外国情報総局長のアラン・ジュイエ、研究エンジニアで物理学博士のフィリップ・ギルマン、戦闘機パイロットで飛行安全担当官のジャック・クライン、元国立空間研究センター所長のポール・ベスコンドなどである。
このような科学界の著名人が雪崩を打ってこのテーマに顔を出すことは、もはや躊躇することなく、その足跡を残すに違いない。しかも、そのわずか2週間後には、SOL財団の設立会議が開催された。同じテーマで研究者たちが集まり、別の名門大学スタンフォードで開催されたのである。時代の流れか？
●PARIS TECHNICAL CONFERENCE TAKES A CLOSER LOOK AT UNIDENTIFIED ANOMALOUS PHENOMENA
Late last year, several simultaneous events took place in Paris involving unidentified anomalous phenomena (UAP), including a filmed panel interview on ANews Security Web TV and the 3AF Sigma 2 technical committee conference.
While internationally renowned experts were in attendance there, the highlight of the first weekend of November was undoubtedly the Echo Event conference, held at the prestigious Sorbonne University.
After a short introduction by organizer Sarah Whiteneim and podcaster Vinnie Adams of the Disclosure Team, the first speaker appeared: former Deputy Assistant Secretary of Defense for Intelligence Christopher Mellon.
Mellon became famous for releasing 3 videos of UAP to The New York Times and The Washington Post. In 2020, the Defense Department confirmed that they indeed showed legitimate unidentified objects.
Mr. Mellon began by quoting a NASA commentary describing UAP as one of the greatest mysteries of our time. He then hailed the progress made over the past five years, noting that in 2017, it was impossible to talk about the subject of UFOs, touting our contemporary era, where government agencies are finally getting to grips with the subject. According to Mellon, though, many questions remain unanswered:
- Where are these things coming from?
- What is their agenda?
- Is it possible some of those are some kind of probe or manifestation of alien intelligence?
He went on to recount the recent history of the AAWSAP and AATIP programs to study UAP, and his meeting with counter-intelligence officer Lue Elizondo. He then explained what prompted him to take the plunge and speak publicly about the national security problem posed by UAP: the memory of the Pearl Harbor attack, but even more importantly, that of the 9/11 terrorist attacks. At the time, Mellon recalls, the intelligence agencies had refused to collaborate, leading to the catastrophe. He recounted how he used unclassified Department of Defense videos showing these objects to “break the ice.”
But that wasn’t enough. Mellon recounted how he organized meetings between pilots and the Armed Services and Intelligence Committees of the US Congress. He pointed out, however, that he was not the first to do so and that there is a long tradition of US government officials trying to bring this issue to the attention of regulatory bodies.
He then explained the likelihood of other life existing in our galactic environment, the probability of it coming to Earth, the possible existence of credible evidence of such events, and the impact of possible contact.
Mellon then mentioned the various scientific studies showing the possibility of the appearance of life, the detection of amino acids on asteroids, and the number of habitable planets in the galaxy. He went on to list the current theories for rapid travel through the galaxy via Alcubierre propulsion or the use of wormholes. As for the absence of signals emitted from space, he explained that this is due to various technical, temporal, and semantic constraints.
Conversely, he explained how the Starshot Initiative, led by a single investor, would make it possible to send a human probe to Alpha Centauri. In this way, a civilization that appeared millions of years before our own would have had time to explore a large part of the galaxy, which could explain the presence of UAP close to Earth.
According to Mellon, only 10% of UAP sightings are reported to the authorities. Thus, millions of sightings could have taken place.
He then pointed out the temporal coincidence between Enrico Fermi’s statements exclaiming, “Where the hell is everybody?” and the concerns of security officials in his own laboratory about reports of UAP sightings. Christopher Mellon then showed a memo to Air Force security chiefs in Washington, D.C., indicating that the frequency of UAP sightings was such that action had to be taken.
Mellon went on to talk about the Nimitz case, the best in his opinion, as it boasts the largest number of corroborating testimonies, including that of Chad Underwood, author of the famous “Tic-Tac” video shot from his fighter.
He then provided a list of aeronautical capabilities that can be demonstrated by UAP:
- intelligent movement
- absence of supersonic and plasma bangs
- resistance to G-forces
- instantaneous acceleration
For him, these were not advanced American devices, stating: “We know what we have,” and there is no reason to believe that they were Russian or Chinese.
He went on to talk about the official reports issued by the Office of the Director of National Intelligence. He praised the constant support of members of Congress who have not hesitated to put their reputations at risk in order to obtain information from the Department of Defense.
Mellon then discussed the Hampton Triangle case, which is symptomatic of the phenomenon of black triangle sightings throughout history, going well beyond the development of the F117 and B2, two aircraft based on the flying wing design often blamed for these sightings.
He then talked about waves of anomalous drones seen over strategic areas and a reduction in the size of the objects seen as time passes.
Mellon then turned to David Grusch’s recent revelations and his public House hearing. For him, the whistle-blower’s testimony concerning the presence of an illegal UAP recovery program is credible. He even stated that other sources in the US government have reported the same information to him. However, he doesn’t believe that the White House is sharing information on the subject voluntarily.
On the contrary, he believes that the only way to shed light on this subject would be for Congress to conduct an investigation similar to the CONTRA scandal, outside the control of the executive branch.
He explained that this subject would also be an opportunity to limit tensions on the planet, referring to President Ronald Reagan’s famous quote on the subject.
“I occasionally think how quickly our differences worldwide would vanish if we were facing an alien threat from outside this world. And yet, I ask you, is not an alien force already among us?” Regan famously said.
He pointed out, however, that a shock may be necessary to get over the hump but insists that there are no hostile contacts or imminent dangers from UAP.
Christopher Mellon then referred to research into the physical effects suffered by witnesses in the vicinity of objects, carried out by 3AF’s Sigma 2 committee at a conference held the previous day, which The Debrief was able to attend.
He then opened a page in the history of science, recalling how flight was ridiculed at its inception while humanity went from flying to landing on the moon in less than a century.
He then explained how the Air Force uses a shuttle-like craft capable of going into space, sometimes mistaken for a UFO.
He closed his presentation by recalling the strong probability that other civilizations on other worlds may have developed and had ample time to arrive on Earth.
Speaking with the Debrief after his presentation, Christopher Mellon declared that the 3 videos used in 2017 were indeed “totally unclassified”. Asked about the existence of other similar unclassified material, but crisp and filmed in natural light, and whether it could be released to the public, he replied:
“It could be released, but I don’t think so, and part of the issue is that IR cameras, targeting cameras are not optical quality videos, and the second thing I would say is that there seems to be a field around these objects, an effect, you often will see like an almost halo or something around them, that also makes it harder to get a clear picture, right there you can see it in infrared. I don’t think that there is, really, any clear picture that they are in a position to release”.
On the ANews set, responding to a comment from The Debrief, Mellon said regarding David Grusch’s statements:
“There are senators who have said – including Senator Gillibrand, if this is true, they support transparency, release, so the world knows that this is true, let the American people know that this is true. Having said all that, I would say, ‘Don’t hold your breath.’ And the reason I would say that is, imagine that you are the president, and you are brought this issue. Who wants to hold a Press Conference and say yes, there are aliens here, but I don’t know where they came from, and I can’t protect you, and I don’t know what they are doing and what they are capable of? That’s a very hard press conference, and no politicians that I’ve ever met is gonna likely be inclined to do that. The denials that you hear right now are going to continue from the executive branch.”
“I don’t think that this issue is going to be resolved in the near future in terms of the truth of this coming out. We need to proceed with everything else that we can do in terms of supporting science and supporting research,” he added.
LUC DINI
Luc Dini, chairman of the Sigma 2 technical committee of France’s aeronautical and astronautical association, opened his presentation by explaining that there is a real need to record more and better data. He went on to show the work in progress on the study of UAP carried out by Sigma, and presented at the previous day’s conference at the 3AF premises. He recalled that as early as 1954, the French Air Force received ministerial directives to collect information on UAP, which it did for decades, with recorded radar traces. Luc Dini went on to explain that the presence of UAP over French territory was confirmed by Defense Minister Robert Galley in 1974.
He then reviewed the various official groups around the world that exist publicly and compared the shape of reported UAP with conventional objects in existence today. However, he pointed out that some aeronautical capabilities of these UAPs, capable of instantaneous turns, without changing speed and without a curved trajectory, exceed all current technological capabilities. He then showed photographs taken by the French military police showing UFOs, and reliable sighting reports from them.
He then explained how to interpret infrared images used by defense systems that show anomalies and can mislead opinions untrained in these technologies. From these data elements, however, he shows that an optical signature can be derived. He then showed cases of ball lightning and their own signature, enabling them to be differentiated from aeronautical objects or anomalies.
Continuing on the subject of UAP signatures, Luc Dini discussed ground traces, as well as physiological effects on the bodies of witnesses, as mentioned earlier by Christopher Mellon. He then showed a list of effects on the human body. Indeed, some witnesses seem to have been exposed to microwave radiation.
JACQUES VALLÉE
Dr. Jacques Vallée began his presentation by praising the organization of the conference itself at the Sorbonne University – where he himself had been a student. He pointed out that this institution’s openness to the subject was a sign of the diminishing taboo on the subject of UFOs:
“We’re at an exceptional point. I don’t need to tell you that five years ago, a meeting like this at the Sorbonne would have been impossible. A lot has changed recently.”
ASTRONAUTS, HISTORIANS, SCIENTISTS, AND OFFICIALS CONVENE TO DISCUSS STIGMAS SURROUNDING UAP
He went on to describe the gradual opening up of institutions to the subject and then of his own research. He recounted a discussion with a former U.S. Army officer in charge of surveillance of the U.S. North Coast during the Second World War. The officer explained that while scientists were happy to explain 98% of sighting reports, it was the unexplained 2% that were really interesting. Indeed, in his field, if ever 2% of reports were unexplained, it would be strategically dramatic. He then quoted him:
“The 98% that can be explained have probably been supplied to me by the enemy, free of charge, but the remaining two percent can kill me, and their detection is going to cost a lot more.”
Jacques Vallée added that this is a lesson he has never forgotten, especially in view of recent official reports stating that the vast majority of incidents were explained. According to Vallée, what’s important is what’s unexplained.
He went on to state that, thanks to the development of new means of detection over the last ten years, UAP sightings can no longer be dismissed or quickly explained away as “optical illusions, errors or hallucinations” as was once the case.
In the rest of his presentation, he showed an analysis model coupling the level of strangeness and the number of reports. The number of reports decreases from category 4 onwards when an object lands close to the witnesses. The effect increases further in category 5, where creatures are sighted. In most cases, however, witnesses refuse to report the sighting to government agencies.
In the strangest categories 6 and 7, witnesses are even less willing to talk about it for fear of ridicule – for example, in cases of abduction. Speaking of a witness whose life had been turned upside down by such an event, Dr. Vallée said:
“My advice in such cases is: don’t get hypnotized by just anyone. If this hypnosis is badly done, all the hypnoses, perhaps professional ones, which you’ll do later, will come back to the first hypnosis.
On the other hand, there are other psychological methods I’ve come to know… To refer these witnesses to specialists who can use much more convincing and much more effective methods than hypnosis.”
He went on to declare that it is these testimonies that will form the future of his research.
Regarding the outcome of his analysis, he considered: “Current methods of analysis are insufficient, even blind, in the face of a majority of reports, which themselves derive from an unknown number of observations by the global public.” Dr. Vallée puts this down to the large number of unreported cases due to religious or spiritual frameworks explaining the phenomenon in a way other than a technological or exotic way.
As far as investigations by military authorities are concerned, Vallée said they are only competent in a minority of cases. In this regard, he claimed to have had access to a memorandum from aerospace company Raytheon, the army contractor that manufactured the infrared cameras used to film the 3 UAP videos released in 2017. In this memo, the company absolves itself of any interpretation of the images, stating that the function of these cameras is to detect the nozzles of a target aircraft, not to film unconventional craft. Jacques Vallée insisted that this type of report is vital for research, as they are highly technical and precise on the capabilities of the tools recording UAP.
However, to treat these objects as enemies simply because they can’t be intercepted would, in his view, be dangerous. It would lead to the subject being treated summarily and excessively under pressure from the public. This would lead to a political response to the problem when they are poorly informed on the subject.
In conclusion, he explained: “The future of the study of the phenomenon will depend on a balance of power between an American Congress that wants to know the truth and the major companies specializing in military devices and space, whose silence can be interpreted in two different ways: either as an admission of failure – rumors claim that certain analyses of recovered objects have been abandoned; or, on the contrary, as a desire to exploit the information in real cases to launch the next generations of transmedia, or even antigravitational craft.”
“The real danger lies in the absence of broader, more accessible and more fundamental research, aimed as much at biology as at physical performance.”
“Beyond the normal protection of certain secret experiments, it’s time for the major countries to open up the files more widely to the global scientific community.”
Asked by The Debrief about the blockages preventing the development of large-scale scientific studies, Jacques Vallée responded, “There are several; there’s a main blockage, from any government, of not triggering a movement of opinion – religious if need be, for example.”
“That’s uncontrollable from a scientific point of view. My answer to this is that [is] if the revelation had been made in the 70s, it would have interested mainly scientists; if it had been made in the 90s, it would have interested politicians; if it were made now, indeed, the danger would be greater. There are conflicting interpretations in society because there is so much frustration from the public’s point of view, which governments are not aware of. From that point of view, I think the revelation is going to be more difficult, especially as when it adopts something, the government does it in a hurry because it’s a political imbroglio: either you want to get the credit for being the man who’s going to liberate such and such, or on the contrary be someone who’s going to limit access. So it becomes very difficult. Whereas, if it had been done by scientists – for example, scientists can reveal that there may be another universe next to ours; it’s a major revelation, but it doesn’t affect people in everyday life, so it’s not a problem – and if UFOs had been revealed in this way, at the beginning, everything would have gone well. Of course, there would have been controversy. Controversy is normal in science. A revelation today poses problems.”
The list of experts who spoke at these three events is too long to mention here but includes Harvard Professor of Astronomy Dr. Avi Loeb, former DGSE Director of Foreign Intelligence Alain Juillet, Research Engineer and Doctor of Physics Philippe Guillemant, Fighter Pilot and Flight Safety Officer Jack Krine and former Director of the Centre National d’Etude Spatial Paul Bescond.
Such an avalanche of personalities from the scientific world no longer hesitating to lend their faces to this subject is bound to leave a mark. What’s more, barely two weeks later, the inaugural conference of the SOL Foundation was held–another gathering of researchers around the same theme, at another prestigious university–Stanford. A sign of the times?
Baptiste Friscourt is a certified visual arts instructor based in France.
＠KzUFO現象調査会