アイスクリーム・コーンの様な形状のUFO

 

 

 

 ●今回は、マンテル大尉と最後の言葉を交わしたゴッドマン基地の管制塔オペレーターQuinton A.Blackwell軍曹の声明をブルーブックの公開資料から紹介しましょう。 

 

Blackwell技能軍曹(T Sgt)

 

 

 

 

Blackwellの声明

 

アメリカ合衆国空軍

航空・航空通信サービス、ATC

部隊733-5 AF基地ユニット  (103D AACS SQ 

ゴッドマンフィールド、 フォートノックス、 ケンタッキー

 

1948年1月9日

Blackwell技能軍曹の声明

私、 Quinton A Blackwell軍曹、AF18162475は、ケンタッキー、ゴッドマン基地管制塔の主任オペレーターとして勤務中でした。  13時15分または13時20分までの事態は日常的なものでした。その頃、私は Hix大佐の事務所に居る Cook軍曹から電話を受け、フォートノックス軍警察と "E" Town 州警察によると、ケンタッキー州Mansville上空に直径250から300フィートの大きな円型の物体があり、陸軍航空サービスと共に、異常なタイプの航空機が近くにあるかどうかを調べるように依頼された。

 航空サービスは、航空機には否定的なアドバイスをした。すぐ後に航空サービスはゴッドマン タワー に、ケンタッキー州Irvington それから Owensboro上空の、同じ大きさと形の物体について位置情報を教えた。

 

13時45分か13時50分頃、ゴッドマン基地の南上空に物体を目撃した。確認したかったので、私は私の部隊の司令官、Orner中尉をタワーに呼びました。彼はその物体を見た後、トラフィック・デスクからテレ・トークボックスに移り管制官のCarter大尉を呼んだ。

彼はすぐに階段を上がって、タワーの中の双眼鏡を通して物体を見た。大尉はそれから、Hix大佐を呼んだ。大佐は14時20分頃にタワーにやって来て、すぐにその物体に目を向けた。約14時30分から14時40分の間に、ゴッドマン基地にMariettaからStandifordへ行く4機のP-51が接近してきた。  彼らがタワーを通過したとき、私はVHFの "B"チャンネルで彼らを呼んだ。そして彼らが十分な燃料を持っているかどうか、そしてもし大丈夫なら、ゴッドマンの南の空にある物体の識別を依頼してもいいか、フライト・リーダー(マンテル大尉)に聞いた。

 

彼は肯定的に答え、2機の飛行機と共に右転換し、ゴッドマン基地から南進んだ。4番目の機は一人でStandiford 基地に進んだ。 3機の編隊は210°の方位で南に進み着実に上昇した。 14時45分頃、フライトリーダーのNG 869(マンテル機)は、”物体は正面上方、まだ登っています”と物体を見ていることを報告した。 これに対してウイングの男は、”我々は何を探していますか”と言い返した。

リーダーは15,000フィートで、”物体は今、私の前方の頭上で、およそ半分の速度で動いている”と報じた。説明を求められたとき、彼は答えた、”それは途方もない大きさの金属製の物体の様です”。 15,000Ftでリーダーは、”私はまだ登っています。物体は私のスピードと同じかそれ以上の速さで動いています。もっとよく見るために上昇します”と報告している。 この最後のコンタクトは約15時15分であった。約5分後他の2機は引き返した。彼らがゴッドマン基地を通過したとき、それは”飛行機のキャノピーに日光が反射しているように見えた”と報告している。

同じパイロットと飛行機(クレメンツ中尉機)がStandiford基地から離陸し、捜索を再開した。彼は南へ100マイル(1,600km)、33,000Ft上空を飛んだが、何も見なかった。その後間もなくコントロールタワーを去りました。

 

前述の説明は真実であり、私の知る限りでは正しいものです。 

 

クイントンA.ブラックウェル技能軍曹

QUINTON A. BLACKWELL

T Sgt AF18162475

DET 733D AFBU

 

            「認定された真のコピー」

 

            JAMES F. DUESLER、JR。

               キャプテン、米国空軍

 

 

 

 

 

 

ブルーブック公開資料

 

 

 

 

チェックリスト - 未確認飛行物体

 

 

 

1.      日付       1948年1月7    事件#33                                                                                                

2.   時間  13時45分から13時50分     

3.      場所        ゴッドマン基地フォートノックス、 ケンタッキー州 

4.      観察者  T/ Sgt Quinton A. Blackwell            

5.    観察者職業  ゴッドマン基地管制塔の主任管制官  

6.      観察者の住所       USAF、Airways&Air Communications Svc、ATC Detachment 733-5 AF ベースユニット(103D AACS Sq)Godman                 Fld。、フォート ノックス、 ケンタッキー州

7.      観察場所       ゴッドマン基地、管制塔

8.      物体           1    

9.      観察者からの物体までの距離   N / S                

10.    観察時間                    N / S     

11.    高度             15,000フィート以上                     

12.    スピード                      P-51超過           

13.  飛行方向      南              

14.    戦術         N / S 上昇を継続

15 . 音            記載なし

16. サイズ             途方もない          

17.              銀色か金属

18.    形状         N / S  

19.    臭いのの検出     N / S

20.    見かけの構造    N / S - メタリック

21.    排気トレイル      N / S  

22.    気象条件        N / S 

23.    雲の影響      N / S   

24.    スケッチや写真   なし    

25.    消失の仕方           N / S

26.    備考         (以上)    

 

ブルーブック公開資料

 

 

 

 

 凡そ13時20 分、コロラド州オフィスのCook軍曹がオブザーバー(Quinton A Blackwell軍曹)に通知し、フォートノックス軍警察と "E" Town 州警察によると、直径約250から300フィートの大きな円形の物体がケンタッキー州マンスビルの上空にあった。 

陸軍航空サービスに問合せる様勧め、彼らは否定的だがその後間もなく、ケンタッキー州Irvington、その後Owensboro上空に物体がいると報告した。物体は最初ゴッドマン基地の南上空で、13時45分~50分にBlackwell軍曹によって目撃された。
 
            検証:       Orner中尉(分隊指揮官)

                                   Carter大尉(オペレーションオフィサー)

                                   Hix大佐(CO)が14時20分頃に目撃

凡そ14時30分から14時40分にかけて、4機のP-51がジョージア州マリエッタ南路線のゴッドマンに近づいて、Blackwell軍曹はフライトリーダーNG 869(マンテル大尉)に物体の識別を依頼した。彼は他の2機の僚機に伴われてゴッドマンの南に進んだ。 4番目の飛行機は一人でStandiford 基地に進んた。
14時45分頃、マンテル大尉機(NG 869)は、”正面上方 - まだ登っている”と目撃した物体を報告した。彼は15000フィートで、”物体は真上で私の機の半分の速度で移動している”と報告した。再び、それは”とんでもない大きさで金属性の物体だ”と連絡している。

後に”私はまだ上昇中 - 物は私のスピード以上の速度で動いています。見やすくするために接近しようとしています。”これは15時15分頃で、5分後、他の2機が引き返した。 NG 800(クレメンツ中尉)は”飛行機のキャノピーに太陽光が反射しているように見えた”と報告した。

まもなくこのパイロット(NG 800:クレメンツ中尉)は、南へ100マイル、33,000フィートに向かって捜索を再開したが、何も見えなかった。

 

 

ブルーブック公開資料

 

 

 

 

  1. Mantell’s presumed route from Godman Field to the crash site at Franklyn.
  2. The maximum range at which a Skyhook balloon would have been visible to observers at Godman.

*ゴッドマン基地とマンテル大尉機墜落現場のマップ*

 

 

 

● プロジェクト・ブルーブックの機関長を務めていた、エドワード・J・ルッペルト元大尉は、その著、”The Report on UFOs”の中で、”管制塔に居た全員は、最初の部分、UFOが金属製の巨大な物体だと伝えてきたという点については、肯定していない。”と書いているが、これはルッペルトの間違いであり、上記の通りその言葉は宣誓書の中に記述されている。

 

ルッペルト大尉の古典的名著(蔵書)

 

 

 

 

ルッペルト元大尉のミステイクか真実隠しの意図か?

 

 

 

 

 

 

 

* その9.に続く・・・・・・・・・・・・

 

Kz.UFO現象調査会