コンドン報告にみる、Falcon Lake Incident:Unknown

 

 

コンドン報告書 ハードカバー版(蔵書)

 

 

 

Case22. Falcon Lake Incident

 

 

 

 コンドン報告のFalcon Lake Incident調査責任者は、Roy Craig博士である。後で紹介するが、彼は後日”UFOs An Insider’s View of The Official Quest For Evidence”という著書を1995年に発表しコンドン委員会に於ける調査の内側を詳述している。

先の章でも彼の名前は登場するが、UFO遭遇現場に足を運び実地調査を行っている。

 

 コンドン報告に於ける彼の出した結論は、Unknown :

 

・あるレベルの放射線が発見されたことは疑いない。

Michalak(ここではミスター・Aと呼ばれている)は、体重の減少、特異な火傷、発疹及び反復性の眩暈を含む非常に珍しい病気を発症した。

・UFO遭遇の場所が森林伐採塔の視野の中にあったのは興味深い。事件当時の森林管理員は、UFOの着陸や飛行、植生の発火に起因する煙の何れも観察しなかったと報告している。塔内の管理員は常に事件現場の方向を見ている訳ではないが、対象物が少なくとも45分間着陸しており、日光を反射したり激しい”紫色の光”を発した場合、気が付くのではないか。

・別の問題はUFOが去った方向である。この方向は255°であり、UFOは湖畔のゴルフコースの1マイル以内を通過する。当時のゴルファーは数百人であり、誰も何も見ていない。

・レーダー観察者は、3方向(60mi.NW目撃方向、85mi.W、40mi.E)には異常なものは何も無かったと報告している。

Michalakの発疹は昆虫の咬傷の結果であり、UFO体験とは関係ない。

Michalakのアンダーシャツは焼かれた前部で裂かれていた。UFOの排気口に合わせた偽のパターン化したものでマッチングさせたのではないかという疑問。

しかし、Michalakは雇用者からの信頼が厚く、実際の出来事を話していると確信していた。

1968年に診療を受けたMayoクリニックの精神医学的報告は、Michalakはこの種の物語を創作する人間のタイプではないと結論付けている。

Michalakの妻と息子は、UFO遭遇事件後のMichalakの身体から発する悪臭を主張し、入浴後はバスルームに臭気が浸透していた事を証言している。

結論として、Michalakの報告した体験が物理的に真実であるとすれば、それは我々の世界に他の世界の存在が来ているという事を示すだろう。

現地調査に続く進展は、この事例が慣例に従わない飛行船に関する証拠を提供していないという当初の結論を変えなかった。

 

 

 

Roy Craigがコンドン報告後に出版した著書

 

1995年発行(蔵書)総276ページ

 

 

Falcon Lake Incidentのタイトルは、”His Chest Was Burned”、そのものの表現である。

 

 

 

 

 

 

著書の中では、Michalakを”Mr.Zellinski”という仮名にしている。

 

 

CraigはMichalakと同行したUFO遭遇地点の捜索には成功していない。

 

 

コンドン報告に書かれている内容になっている。

Craigは岩石の放射線に関しても、峡谷付近の自然のウラニウム鉱石由来と考えている。

 

 

 

父親Stephen MichalakのUFO遭遇地点を調査する息子のStan Michalak

 

 

 

 

* その6.に続く・・・・・・・・・・・

 

Kz.UFO現象調査会