父が自分の自宅マンションに訪れたのは、8年くらい前、
借地だった実家の土地の買い取りについて、
相談をしにきた、その1回だけだった。
当時、こちらがその相談を受け入れられる状況になく、
父は日帰りで来ていたので、3時間くらい滞在したあと、
そのまま収穫なく帰らせることになってしまった。
父にはあまりよい思いがなかったかもしれない、
その自宅マンションに、1年前の葬儀のあと、
父の遺骨と位牌を連れて帰ってきて、
月命日には、ちょっとお供えをして、手を合わせて、
というようないうようなことをしてきた。
いつもは、ほんの気持ち程度のお供えにしてたけど、
今回は、少しだけ気持ちを入れて、何店かまわってみて。
お供えした後は、自分のお腹に収まるわけやけど。