プチ・リールメンテ | 5匹/時間

5匹/時間

管理釣り場の釣行記録です。

いつでも、どこでも、どんな天気でも、1時間で5匹以上のサカナと出会うことを目標にしています。

ラジコン(ミニッツや1/10ツーリングカー、バギー)やエアガンも楽しんでいます。小中学校時代の趣味と変わってない...。

   リールネタです。

   19ストラディックのメンテナンスをしました。
   シマノのリールは17アルテグラ以上のクラスからウォームシャフト方式でスプールの上下運動を行います。
   S字カム方式に比べてスプールの上/下死点での動きがスムーズですが、システムが複雑でパーツ数も多くなります。

19ストラディックC2000SHG

   このリールは大物用に準備したリールですが、遠投用にも使っています。先日の釣行後、僅かですがカタカタ音が出るようになりました。

   原因はおそらくウォームシャフトです。シャフトの溝がクロスする部分をウォームシャフトピンが通過する時に発生する音かと。この音はウォームシャフトにグリスを多めに塗れば改善します(誤魔化せますニヤリ)。



101番のウォームシャフトの溝に沿って91番のウォームシャフトピンが動き、92番のメインシャフトが上下運動します。ここから音がでる事が多い気がします。また、63番の摺動子ガイドが汚れやすいです。ココもグリスアップのポイントです。


   全部バラしてグリスアップするのは面倒くさいので、簡単な方法で対処しています↓


カバーを外します。トルクスレンチ#T6を使用


ウォームシャフトカバーのグリスを拭き取りビス(+)を外します。


ワッシャーやベアリング(ノーマルは白いプラスチックブッシュ)等を取り外します。


シャフトが見えます。


ウォームシャフトを動かしてスキマを空けます。ここからスプレーグリスでシャフト周りに注油します。多く吹くと回転が重くなるので軽めに1〜2回吹きます。


グリスはシマノ純正を使います。安心ですね。


パーツを組み直して完成です。

   これでマシになりましたウインク

   本来はオーバーホールがベストです。ただ、音が気になるたびにオーバーホールするのは大変なので、このような手抜きをしています。

   ちょっと昔のシマノのリールには注油用のメンテナンスホールがついていたかと。アレ、便利だと思います。防水性能を著しく落とすのでしょうか?復活すれば良いのにと思います。

   以上、プチ・メンテ方法でした。


つづく。