きょうの新聞各紙、一面トップ記事は、自民党の総裁選。
9つの選択肢のうち、どれが最も良いのか、というもの。

ここで誰が選ばれるかに、有権者の関心が集中をさせられると、
その選択のはるか手前の段階で、まったく異なる方向へと
進むこともありうるってことを、想像しにくくなるでしょうね。

日本を程良い間隔で政権交代の起きる国にしていくか、
それとも政権交代がほぼ70年も起きない今のままで今後もいくか。
その2択の方が、今回の9択よりはるかに重要だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無意味なとこに示された選択の自由の、別の例として、
コンビニでのタバコ販売も指摘しておきます。
先日に見かけた店では、なんと250もの銘柄から
好きなタバコを選べるという状況でした。

250択の前に、元気で長生きするための、
吸う吸わないという2択が、まずあるのですけどね。

選択の自由を、どの段階で行使すべきかは、よく考えたいものです。